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コロナ禍の年末年始の過ごし方 専門医は常にマスク着用の「ユニバーサルマスク」を推奨

   「私たちは年末年始をどう過ごしたらいいのか解説を」という司会・加藤浩次に、日本感染症学会指導医の水野泰孝医師が新型コロナウイルス感染について3点をあげた。

   まず、マスクの効果。感染者がマスクせず、吸い込む側の人がマスクをした場合に感染リスクは47%減る。反対に感染者がマスクをし、吸い込む側がしないケースではリスクは70%減少するという。「両者がマスクすれば、もっと効果があるわけですね」と加藤。水野医師は常に着用する「ユニバーサルマスク」を推奨した。

   コロナウイルスは感染しても無症状が多いので感染源を特定することがむずかしい。そのため、人から人への感染経路を絶つことが必要で、反対に言うと「どこかで絶てば感染しない」と、水野医師はマスクや手洗いの重要性を強調した。

発症の2日前から感染させる可能性

   他人に感染させる期間は、発症の2日前から可能性が高まることも分かってきた。水野医師は「会食した時に発症していなくても、マスクせずに至近距離で話していないかを考えて」と注意を促した。

   加藤「自分は無症状でも、もしかしたらの場合がある。人と会うのを避ければ防げる」

   大畑大介(元ラグビー日本代表)「自分が無症状感染者だと思って行動することが大事です」

   菊地幸夫(弁護士)「努力を積み重ねれば、感染カーブをゆるやかにできる。少しがまんが必要です」