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羽生結弦、腕ブルブルのTVカメラマン気遣い「腕がキツそう~、頑張ってー」の神対応! 優勝インタビュー画像が揺れすぎ...

   きのう26日(2020年12月)のフィギュアスケート全日本選手権で優勝した羽生結弦選手が、優勝インビュー後に撮影カメラマンの腕の震えに気づき、「がんばってー」と笑顔で気遣う場面があった。インタビューでは息を弾ませながら凛々しい表情で語っていた直後だっただけに、王者の貫禄だけでなく、甘い笑顔で優しい気遣いもみせつけた。

   この日のフリーでは圧巻の演技で213.83点をたたき出し、前日のショートプログラムと合わせた合計319.36点で、5年ぶり5度目の優勝を決めた。

   演技終了後、羽生選手は選手通路で待ち構えていたフジテレビの取材班の立ちインタビューに応じた。記者がマイクを向け、この試合に臨んだ気持などを聞くと、羽生選手は息を弾ませながら流ちょうに答え、カメラマンはその表情をアップで撮り続けていた。

同じ姿勢でカメラを持ち続け、支える腕が疲れたか?

(2018年2月撮影)
     羽生結弦選手(2018年2月撮影)

   だが、次第に画面が微妙に上下左右に揺れだし、見ている視聴者も気づくほどになった。5分ほど続いたインタビューの最後の方では、画面の揺れは激しくなり羽生選手の表情を目で追うのがつらくなるほどだった。

   最後の質問に答えた羽生選手は「ありがとうございました」と言いながら視線をカメラの方に向け、カメラマンに向かって笑顔で「腕がキツそう~」と右腕を折り曲げて胸のあたりでブルブル震わせ、カメラマンの動作を真似た。羽生選手が通路に出てきてからカメラマンはずっとカメラを向けており、重いカメラを同じ姿勢で支える腕が疲れ、震えたようだった。

   羽生選手にもインタビューに答えながらでもその様子が分かったのだろう。動作を真似て苦笑しながら「がんばってー」と励まし、カメラマンの左脇腹のあたりをポンとたたいて別のモニターのある場所へ。カメラマンはその後も羽生選手を追ったが、カメラのポジションを変えて下の方から撮影していた。

   フィギュア全日本選手権はフジテレビの独占生放送。カメラ側のハプニングだったのだろうが、そうしたスタッフの細かな変化にも気付くのは、羽生選手ならではの優しさが現れた場面だった。(TVウォッチ編集部)