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コロナ新変種「市中に広がっている可能性あり」と専門医が警鐘! 空港検査すり抜けた人がいるかも...

   「コロナウイルスの新変種はどのぐらい日本に入っているのか」と、司会の加藤浩次が問いかけた。日本をふくむ39の国と地域で新変種が確認されている。

   イギリスでは、ロンドンの新規感染者の60%が新変種で、ジョンソン首相は「変異ウイルスを制御するには新たな措置が必要」として、5日(2021年1月)から3度目のロックダウンを実施。飲食店の営業制限を全国に拡大、小中学校も閉鎖した。日本では今回の緊急事態宣言では小中学校の一斉休校は行わない方針だが、「新変種は子どもに感染性が高い」という説もある。

加藤浩次「今まで後手後手、新変種広がってからでは対応遅い!」

   南アフリカでは別の変異種も発見された。

   イギリスオックスフォード大学のベル教授が「南アの変異ウイルスにワクチンが有効かは大きな疑問符がつく」と発言したとロイター通信が伝えた。新しいワクチン開発までは1カ月から6週間かかるという。

   日本には、先月(2020年12月)、南アから到着した30代女性が感染していた。日本感染症学会指導医の水野泰孝医師は「通常の検査では変異種がわからない。空港検査をすり抜けた人がいるかもしれない。市中に広がっている可能性もある」と推察する。

   加藤「そうなら休校も考えないと。政府はこれまで後手後手に回ってきたが、新変種が入ってきてからでは、また対応が遅いとなってしまいますよ」