2021年 3月 5日 (金)

西田敏行の巨大な尻と、元プロレスラーで介護を手伝うと言い出した濃い顔の長瀬智也が織り成す、抱腹絶倒、誰もが通る親子の終末
<俺の家の話 第1回>(TBS系)

   鳴り物入りのクドカンドラマ。期待にたがわず第1回はオモシロ・ニヤニヤ・ナルホド・ドラマだった。お能の家元で、人間国宝の観山寿三郎(西田敏行)が危篤になる。長い間親に反発してプロレスラー、ブリザード寿(本名・観山寿一・長瀬智也)になっていた長男が帰ってくる。家には芸養子の寿限無(桐谷健太)や弟の踊介(永山絢斗)、妹の舞(江口のりこ)らがふくれっ面で待ち構えていた。

   危篤から生還した寿三郎は介護老人になる。ヘルパーは美人の志田さくら(戸田恵梨香)。落ち目のプロレスラーをきっぱりやめて、観山流家元も継ぎ、父親も介護すると言い出した寿一。何がおかしいと言って、介護され老人になった寿三郎の巨大なお尻。筆者はかつて名作を次々に作った某有名監督からじかに聞いたことがある。

   西田敏行という俳優は、監督の自分でも「どんな演技をしてくるのか予測がつかない役者である」。リハーサルで演じた役を、本番の時は全く違う発想で演じてくるので、演出者としても本番の予測がつかないと。今回の役は、二十七世観山流宗家にして人間国宝の威厳ある観山寿三郎と、パンツ丸出しの介護され老人になった時の、剥き出しの後期高齢者男性とを、演じ分ける愉快さ。

   濃い顔の長瀬智也が、ロングから、真ん中分けのぴっちり結わえた髪型にして、下の世話まで必要な介護と、遺産相続で兄弟たちとバトルがありそうな複雑な役をどうこなすか期待は大大大である。(放送2021年1月22日22時~)

(黄蘭)

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