2021年 3月 4日 (木)

秀吉を演じた佐々木蔵之介は、朝晩風呂につかる旅好き役者
<土曜スタジオパーク 秀吉特集 佐々木蔵之介>(NHK総合)

   後2回になってしまった『麒麟が来る』の羽柴秀吉役を演じている佐々木蔵之介の生の姿である。大阪弁でいつもニコニコ(ニヤニヤ?)している印象の佐々木は、相当に変わっている。1人旅が好き、休みが3日あったら海外へ行く。朝晩風呂に入って新聞を読んだり、晩酌したりする。佐々木の秀吉は〇ひとたらし。〇つかみどころがない。〇出世欲の塊。筆者の佐々木→秀吉観は背が高すぎる。

   共演者たちの佐々木評である。信長を演じている染谷将太は『佐々木さんは液体金属だ』というが、筆者にはよくわからなかった。主演の明智光秀を演じている長谷川博己は言う。『一緒にやるとすげー面白いな』と感じた。佐々木は『最初から秀吉だった』そうだ。物凄い身体能力がある。これに対し、佐々木は長谷川をピンチの時も『背筋真っ直ぐに立ってくれた』人だったとか。最終回?

   コロナで中途ぶった切り、帰蝶(川口春奈)も出たり出なかったり、何となく世界的な災厄に振り回されて、祟られた感じの『麒麟が来る』。筆者もよく知っている名脚本家の池端俊策も気の毒だった。だが、終りに近く、特筆しておきたいのは、筆頭の長谷川博己、狂気も見えた染谷将太、坂東玉三郎、本木雅弘、吉田鋼太郎らの存在感。それと、かつて筆者の中では、天下取り直前に光秀に裏切られた信長話であったが、今回の大河で、正親町天皇の朝廷と武家社会の軋みが根底にあったと印象付けられたことが大収穫であった。(放送2021年1月23日13時50分~)

(黄蘭)

採点:2
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