二重マスクが増えている⁉ トム・クルーズ、バイデン、河野太郎も実践、その効果とは...

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   若林有子キャスターが「ハリウッドスターのトム・クルーズさんも実践しています」と取り上げたのは、二重マスクだ。不織布や布、ウレタンなど素材が異なるマスクを重ねて着用するもので、アメリカのバイデン大統領や河野太郎行革相も始めた。

   東京・渋谷でチェックしてみると、3時間で18人ほどいた。飛沫カット効果は、ウレタン50%、不織布80%、布66~82%というが、「では、二重マスクだと、どのくらいの感染防止効果があるのでしょうか」と、上路雪江リポーターが空調機メーカー「新日本空調」で自らが実験台になって検証した。

   不織布1枚だとマスクと肌の間から小さな飛沫が飛び出している。不織布の上にウレタンを重ねると、飛沫はわずかに減少し、ウレタンの上に不織布を重ねるとほとんど飛沫は飛ばない。上路は「不織布のワイヤーがしっかり効いていて、ウレタンで横も空かない感じです」

「不織布マスクは1枚で効果出るように設計されている」

   東洋大の小林寅喆教授は「基本的には不織布マスク1枚できちんと効果が出るように設計されているので、1枚で十分だと思いますけどねえ」と、そこまでやる必要はないと説明した。

   ただ、不織布マスクだとメガネが曇るのが悩みという髙橋知典(弁護士)は、「ウレタンと組み合わせると、あんまり曇らないんですよ。いまは二重で使ってます」という。

   キャスターの国山ハセン「注意しなければならないところもあるということですが......」

   小林「酸素が十分取り入れられなくなるので、高齢者、肺や心臓に病気を抱えている人は注意してください。とくに運動時は気を付けてください」

   でも、トム・クルーズやってるとなれば、真似しようかなという人は少なくないだろうな。

文   カズキ| 似顔絵 池田マコト
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