2024年 3月 19日 (火)

大河「青天を衝け」が期待以上に面白い!「栄一と慶喜の光と闇がスゴイ」「農民の生活がリアル」「朝ドラキャラが大集合」「家康様をピエロにしないで」

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   吉沢亮主演のNHK大河ドラマ「青天を衝け」の第2回が2月21日(2021年)に放送され、第1回に続き、冒頭に北大路欣也演じる徳川家康が登場。「こんばんは、徳川家康です」とのお決まりのあいさつで歴史講釈を披露した。ネットからは、「こんばんは、徳川家康です。キタァー!」という喜びの声とともに、「家康様をピエロにしないで」という批判の声もあがっている。

   物語は、父・市郎右衛門(小林薫)から藍の商いを、いとこ・新五郎(田辺誠一)から読書を習い始めた栄一(子役・小林優仁)。でも一番の楽しみは、村祭りで獅子舞を舞うことだ。しかし、代官が道路工事の人足を百人出せと命令してきたため、祭りは中止に。厳しい大人の世界の現実を知る栄一だった。がっかりした栄一だが、子どもたちだけの獅子舞を思いつき、農作業と労役で疲れ果てた大人たちを励ますのだった。

   一方、一橋家の養子に入った七郎麻呂(草彅剛)は、慶喜と名を改め、将軍・家慶(吉幾三)から実子のように可愛がられていた。隠居の身の斉昭(竹中直人)は、息子を頼みの綱に政界に返り咲こうとする。そして数年、栄一(吉沢亮)も青年に成長、市郎右衛門から「江戸に連れて行ってやる」と言われ、飛び上がって喜び、畑の中を駆け抜ける。そんな中、ペリー(モーリー・ロバートソン)が日本にやってくることになり...。というストーリーだった。

  • 剣術の稽古に励む栄一(NHKの公式サイトより)
    剣術の稽古に励む栄一(NHKの公式サイトより)
  • 剣術の稽古に励む栄一(NHKの公式サイトより)

栄一の元気な獅子舞、慶喜の暗い能面に2人の対比が...

   ネットからはこんな称賛の声があふれている。

   「子役の皆さんの演技が100点満点で、少年少女から青年への最高のバトンタッチとなった。傑作の予感!渋沢栄一なんか見るか、などと思っていたが、嗚呼!実にいい、いいなあ!青春がある、子役が輝いている、なんといっても、第2回にして、ついに橋本愛が登場!万歳!ワクワクして見た第2話でした」

   「今回も面白かったですね〜!話のテンポと脚本、俳優の皆さんの演技も好きです。正直、大河ではメインどころでない時代設定の主人公だったから期待してなかったですが、想像よりずっと面白い!栄一を育てる周りのみんなの温かい目、のびのび育つ様が見ていてとてもほっこり。相反して慶喜の闇。対比も素晴らしいです。1年間、楽しませてもらえそう」

   栄一と慶喜の対比がわかりやすいと評価が高かった。

   「とても解り易い対比でした。愛情に満ちた家族や村人達と一緒に、村祭りで獅子踊りに興じる栄一。大人達の思惑で養子に出され、大人の要求に応える事を期待され続け、能面をつけて舞う慶喜。其々の環境と成長過程が見事に凝縮されていた。能面を外した時の慶喜の虚無的な闇深い感じの目、怖かった。一方、獅子面を外して爽やかな笑顔の栄一と全く対照的だったよ。動の吉沢くんに対して静の草彅くん、これから2人が出会いどうなるのか楽しみだ。ドラマのテーマとなりそうな『みんなが嬉しい』は、コロナ禍で苦しいときを過ごす我々にとっても希望が持てるテーマで、共感できる」

   「徳川慶喜、若い頃は覇気がなく掴みどころの無い方だった様ですね。あの本心じゃなさそうな『有難き幸せ』。 力のこもったセリフまわしが出来る草彅さんなのに、将軍に対して、観ているこちらがヒヤヒヤするくらい心のこもらない返答。 将軍になりたくないよって気持ちが伝わってきました。一方、渋沢栄一を取り巻く環境は、賑やかで喜怒哀楽も激しく、エネルギーを感じました。両者の対比が面白いです。2人が絡むところを早く観たいですが、その前に堤真一さんですね。楽しみです」

   「この時期の慶喜を司馬遼太郎の小説の中では、『頭が良すぎで物事が見えすぎていて、自分の立場の難しさや滑稽さがよくわかっていて...』などと、絵に描いたようなスッキリ爽やかな若様ではなかったと書かれている。大河・篤姫の原作本では宮尾登美子が、篤姫と初めて対面したときの慶喜を、『投げやりで、篤姫を小馬鹿にしているような雰囲気』に書いていた。草彅慶喜は、本心を見せない、裏表のある慶喜、という感じだったように思う」

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