2024年 4月 17日 (水)

兵庫・姫路でも危険運転を繰り返す自転車 埼玉の「ひょっこり男」を真似た愉快犯か?

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   兵庫県姫路市に自転車で危険な運転をする迷惑な男が現れた。視聴提供のドライブレコーダー映像には、2月20日(2021年)にこの男が蛇行して車線を横切ったり、逆走したりする様子が映っていた。このほかにも、「交差点に進入して蛇行したうえで右折していった」など、同様の目撃証言が次々と上がっている。また、22日には車を止めて大声で歩いて大通りを横断する姿が目撃されている。

   交通問題に詳しい高山俊吉弁護士は「交差点では左側の横断歩道を渡り、さらにまた横断歩道を渡って右折することが義務付けられている」と話す。明らかな、道路交通法違反だ。

   「急に飛び出してくるのは想定していないので、急ハンドルを切ることになり、2次災害も起こりうる。非常に危ない」と話す目撃者によると、年齢は20~30代、ニヤニヤしながら酔っているかのような走り方だったという。21日には自転車が入れない自動車専用道路の姫路バイパスを走行する姿も目撃された。左手にバット上のものを持ち、壁を叩きながら走行している姿も目撃されている。

丸坊主の20代くらいの男

   この自転車男を何度も目撃した人は「丸坊主の20代くらいの男性」と証言。22日には自転車に乗っていない姿も目撃したとして「ブロックを地面に叩きつけて粉々にしていた」と話した。別の目撃者も「丸坊主で上下黒のスウェットを着ていた」と言う。どうやら目撃されているのは同一人物のようだ。

   現場を取材した阿部祐二リポーターは「常軌を逸した行動であることは見てわかる。目撃証言は2・4キロ圏内に集中している。埼玉で逮捕されたひょっこり男のジグザグ走行と似た部分があり、愉快犯的匂いもしてきた」と話す。

   ハリセンボンの近藤春菜は「これだけドライブレコーダーの映像が残されていれば、すぐに特定されて罰される。時間の問題でしょう」とコメント。

   日本テレビ報道局社会部デスクの下川美奈は「あおり運転自体は件数が減っているが、自転車による愉快犯的なものが出てきた。車の運転者がハンドルを誤り、歩行者にぶつかることもあるので、絶対にやめてほしい」と訴える。

   高山弁護士によると妨害運転罪に当たる可能性があり、そうなれば3年以下の懲役または50万円以下の罰金刑に当たるという。

文   バルバス| 似顔絵 池田マコト
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