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東日本大震災発生から10年...コロナ禍の今、見直したい防災備蓄 2週間避難生活できるよう準備を!

   きょう(2021年3月11日)で東日本大震災の発生から10年ということで、保里小百合アナウンサーが「防災用の備蓄について、コロナ禍の今だからこそ見直しておきたいポイントをお伝えします」と切り出した。

   石井隆広アナウンサー「コロナ禍の備蓄は、2週間を考えてほしいとよく言われています。新型コロナ禍で防災備蓄をアップデートする方法を、備え・防災アドバイザーの高荷智也さんにうかがいました」

米や乾めんなど、かさばらない食料品を買い足しておく

   国は物流に影響が出るようなパンデミックが起きた場合に備えて、2週間程度の備蓄をするよう呼びかけている。さらに新型コロナでの自宅療養中や、濃厚接触者に認定されて自宅待機中に災害が起きた場合、そのまま自宅で2週間程度避難生活を送る可能性も出てくるため、2週間分の備蓄が必要というわけだ。

   ライフラインの代わりになるドライシャンプーやウェットティッシュ、非常用トイレ、ガスボンベ、ガスコンロを用意しておくのは大前提として、特に見直したいのが食料品の備蓄だ。

   石井アナ「高荷さんによると、これまでの災害の経験から、(災害発生から)2週目になってくればライフラインが復旧し始めて給水の支援なども本格化してくる可能性が多いということです。米や乾めんなど、かさばらないものをちょっと追加するようにしてください。2週目になると、米や乾めんを使って調理できるようになってくる可能性もあるということです」

   ティッシュやトイレットペーパー、ポリ袋などの生活用品は、日頃から買い物に行かなくても2週間は過ごせるように備蓄をしておくのが大事だ。

   ゲストの壇蜜さん(タレント)「少しずつ買って足していけば、買い占めとか騒動にならなくていいですよね。今のうちにという気持ちが大事ですね」