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「まだある」文春の接待報道? 東北新社、NTTだけじゃない! 田村淳「TBSは大丈夫か」

   次々とあらたな疑惑が噴出するNTT接待問題。先週11日(2021年3月)発売の週刊文春は、高市早苗氏は2019年12月と20年9月、野田聖子氏は2017年11月と18年3月、いずれも総務大臣当時にNTT側からそれぞれ2回の接待を受けていたと報道した。

   これに対し、高市氏は「接待と呼ばれるような会食は受けていない。支払いは完全に割り勘か全額私の負担。会費の1万円に加え、1万6500円のおみやげを渡した」と反論。野田氏も「私の心情でもあるが、仕事についてはほとんど話をしていない」とコメント。費用については先方持ちの日もあったとして、報道を受けて2万6千円を振り込んだという。

   疑惑は現職の武田良太総務大臣にも飛び火した。「接待を受けたことはありますか?」という質問に対し、武田大臣は「国民から疑念を抱くような会食会合に応じたことはございません」という曖昧な答弁を17回も繰り返したが、野党議員からは「会食の有無について答弁しない理由は何ですか」「自分は飯食っといて、部下を処分する。一体何なんですか」と議会は紛糾した。

橋下徹「文春は大っ嫌いだが、とことんやってほしい」

   これまで6回に分けて接待問題を報道してきた週刊文春だが、続報はあるのか。担当デスクはグッとラックの直撃取材に対し「報道することで、『実は東北新社さんだけではないですよ』という情報提供が入ってきた。計画的に小出しにしているわけではない」と語る。続報については「野田さん高市さんだけではなく、これに付随する問題を取材をしている。(今後については)そこを狙っているのかと思われるとあれなのでお答えを差し控える」と含みのある答えが返ってきた。

   月曜レギュラーの橋下徹(元大阪府知事)「週刊文春は個人としては大嫌いだけど、国民としてはとことんやってほしい。期待している」

   キャスターの立川志らく「お二人とも信念があるなら、疑惑を抱かれるようなことをやってはいけないのでは。プライベートの会食というのは誰が信じるのか。仕事の話は出てくるはず」

   橋下徹「政治家は選挙で国民の審判を受けるという立場なので、公務員とは違う。武田さん含めて会食した。仕事の話をしたと堂々と言うべき。国民は納得しないかもしれないが、飲食が必要な場面がある。政治家は理屈で解決できなくて、どうしようもないものが上がってきた時に『まあ頼むわ』と飲みながら頼むことがある。そこで割り勘だったらいい」

   田村淳「民間企業から政治家に『まあ頼むわ』が始まったらいけない」

   橋下徹「それをやったら贈収賄になる」

   田村淳「週刊文春さんは続報があるといっていたけれど、TBSは大丈夫か」