2021年 4月 23日 (金)

民放の代表とNHKとが共同で催した大災害の経験を伝承するには...
<あしたの命を守りたい~NHK民放・取材者たちの震災10年>(NHK総合)

   司会はフジテレビの伊藤利尋アナウンサーとNHKの鈴木菜穂子アナウンサー。NHK仙台放送局の津田善章や日本テレビの矢島学、TBSの原田真衣、テレ東の大浜平太郎、オオトリはテレビ朝日のベテラン・アナの渡辺宜嗣。要するに国家的大災害の経験を民放・NHKと分けずに共有しようという試みである。最初、フジの朝の顔の伊藤利尋が出てきたので、「えっ」と思ったが、伊藤は相変わらず肩の力を抜いていて、ソフトで良い。
   いろいろと経験上の話が語られたが、<逃げろは生死を分ける言葉>とか<災害を自分ごとに>とか、それぞれキャッチフレーズは色々だが、要するに「人のことをかまわずに、一目散に逃げろ」ということだけはわかった。津波とは無縁の地域に住んでいる人間にはピンとこないが、首都圏だっていつ大災害が起こるかわからない。
   最後に40年の取材人生を歩いてきた渡辺宜嗣は、提言として<伝承>を上げた。年々取材陣は新しい人に代わってゆく。その時に、どうやって次の人に経験を伝承してゆくかが難しい。だが、伝承せねばならぬ。今や、この数人の中にも、阪神淡路大震災さえ知らない若いのがいる。大災害が起こる度に新しい経験をせねばならない。
   出演した局を代表するこの人たちで、最後にプレゼンがまとめられた。その中では、災害にまつわるアーカイブを作るべきということが印象に残った。だが、果たして有効に利用されるか疑問もある。(放送2021年3月14日~)

(黄蘭)

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