J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

総務省官僚に「記憶がない」とささやいた武田総務大臣の映像がばっちり残っていた!

   NTTとの会食疑惑が持ち上がった武田良太総務大臣に「新たな疑惑が浮上しています」と司会の羽鳥慎一が指摘した。放送関連会社・東北新社の外資規制違反問題を追及する衆院予算委員会で、総務省官僚に「記憶がない」と答弁するように指示した疑いだ。きのう18日(2021年3月)の委員会映像にその言葉がはっきり残っていた。

   映像では、総務省電波部長が答弁へ歩き出したときに、手前にすわった武田総務相がささやき声をかけた。武田大臣は発言を認めたが「指示する意図はなかった」としている。

   吉永みち子(エッセイスト)「ここで(大臣から)こういう声がしたら、(官僚は)そう言わなきゃと思うだろう」

   長嶋一茂(スポーツキャスター)「国民不在の政策をやってきた体質がある。タガがゆるんでいる。こんなに記憶がなくてよく官僚になれるな」

文春報道でNTT社長らとの会食認める

   この武田大臣をめぐっては、NTT社長らとの会食疑惑について、15日の答弁では「会食に応じたことはない」と否定していたのが、きのう18日発売の週刊文春で事実が暴かれると一転して「ビール2、3杯程度で退席した」と認めた。これまでウソを繰り返していたとすれば、大臣としての適格性が問われる。

   羽鳥「証拠があとから出たら認めることが続いています」

   国会答弁でウソをついてもいいのかという問題だ。いいわけがない。