2024年 4月 23日 (火)

<おちょやん>(第81話・3月29日月曜放送)
開戦から3年、家庭劇の客は半減した。福富楽器店はジャズのレコードの販売が禁止され、店内は軍歌一色に...

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   昭和16年の暮れに始まったアメリカとの戦争は、初めは大勝利で沸くも戦況は大きく変わっていた。開戦から3年後、昭和19年1月、鶴亀家庭劇では相変わらず愛国ものの芝居を続けていたが、客の入りは悪く半減していた。

   一方、福富楽器店は、敵国アメリカの音楽であるジャズのレコードの販売が禁止され、店内は軍歌一色となって様変わりしていた。

岡安ではシズが店をたたむことを決意する

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   そんなある日、千代(杉咲花)と鶴亀家庭劇の座長・天海一平(成田凌)の家に、幼なじみの富川福助(井上拓哉)が自分に届いた召集令状を持って、訪ねてくる。

   芝居茶屋「岡安」では、女将の岡田シズ(篠原涼子)が店をたたむことを決意し、その準備を進めていた。千代は座布団を一緒に片付けながら悔しい思いでシズにたずねる。

   千代「ホンマに、良かったんだすか?」

   シズ「岡安が続けてこられたのは、家庭劇を見にやって来るごひいきさんのおかげや。千代、ホンマにおおきにな」

   千代はあふれる涙を座布団で隠すのだった。

(NHK総合あさ8時放送)

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