大阪府に「まん延防止等重点措置」を適用する方針 緊急事態宣言との違いは何だ?

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   政府は新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」を大阪府に適用する方針をきょう1日(2021年4月)にも決めるが、この「まん防」に玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)が疑問を投げた。

   玉川「なんで、この段階で? 大阪の感染は、すでに完全に緊急事態宣言の状態だ。解除からわずか1カ月で宣言に逆戻りといわれるのが嫌なのか」

   その面はあると政治ジャーナリストの田﨑史郎氏も認めた。営業時間短縮命令に違反した時の過料が宣言なら30万円、まん防は20万円といった違いがある程度。「それほど変わらない」(田崎氏)、「なら、なんでまん防を作ったのか」(玉川)と思ってしまう。対策メニューだけはならぶが、どうも屋上屋の感じがつきまとう。

   略語の「まん防」についても、玉川は「緊張感が伝わらないから、略すのはよくない」と批判した。

   司会の羽鳥慎一「(動物の)マンボウを思い浮かべます。せめて『まん延防止』と言わないと」

4月5日から1カ月間の見通し

   そのまん延防止措置は、4月5日から来月5日までの1カ月間となる見通しで、ゴールデンウイークまで続きそう。大阪府のほか兵庫や宮城県にも政府は検討しているが、厚生労働省の専門家助言機関アドバイザリーボードからは「緊急事態宣言が望ましい」の声が早くも出ている。政府のコロナ対策は後手に回り、混迷するばかりだ。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト