マスク会食の義務化、みんな守る? 大阪で全国初「まん防」適用で法的に根拠
「まん防」が全国で初めて、大阪府に適用されることになりそうだ。吉村洋文知事はきのう31日(2021年3月)、まん延防止等重点措置の適用を国に要請した。きょう1日(2021年4月)の「めざまし8」は番組冒頭でこの話題を取り上げた。
「まん防」の対象地域は大阪市。時短営業命令は午後8時まで。命令を拒否した場合は20万円以下の過料が科せられることになる。あわせて、吉村知事は飲食店と客への感染防止対策として、ついたてやCO2センサーの設置のほか、客に対してはマスク会食の義務化を打ち出した。ニュースを説明していた倉田大誠アナウンサーは「この義務という言葉を我々はどう受け止めればいいのでしょうか」と首をかしげた。
橋本徹(元大阪府知事)「今まで西村(経済再生担当)大臣や小池(東京都)知事らが『マスクしてくださいね』とお願いしてきたのには、法的根拠がありませんでした。それが、まん坊で法的根拠を与えることによって、店側が客に言いやすくなるということがあります」
古市憲寿(社会学者)「マスクしないで食事している様子をスマホで写真に撮ってネットにあげるなど、密告が増えていくと嫌ですね」
井上咲楽(タレント)「マスク会食に関する神奈川県の解説動画を見て、実際にやってみました。もごもごして食べにくかったのですが、これに慣れて、真面目にやっていかなくちゃいけないんだなと思いました」
MCの谷原章介キャスター「マスクは取り外す時も、触ってはいけないところがあるなど手間がかかります。何かいいマスクはないかなあ」
「きちんとしたついたての方が大事」と医師
インターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長「マスク会食よりも、きちんとしたついたての方が大事です」
谷原「焼肉屋さんみたいな強制換気の装置がついていれば、違うんじゃないのかなあ」
谷原のコメントは、"ドラえもん頼み"のような現実離れしたものも少なくないが、最後は「我々の行動で感染拡大(防止)が決まっていくかもしれません」と締めくくっていた。