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一言アドバイスで不倫解決 名古屋メシの未来も変える!?
「最高のオバハン 中島ハルコ」第2話(フジテレビ系 4月17日土曜放送)

   東京の弱小出版社のグルメ雑誌「グルメシ!」編集部に勤務する編集者兼ライター・菊池いづみ(松本まりか)は名古屋を訪問中、ひょんなことから名古屋出身の美容外科医で「ハルコクリニック」院長・中島ハルコ(大地真央)と知り合った。彼女は「あなた、私を誰だと思ってるの? 美のスーパードクター・中島ハルコよ!」が決めゼリフで、世の中の悩みを正論と毒舌でぶった切る『ぶっ飛びスーパーレディー』だ。

   実際、ハルコが一言アドバイスしただけで、菊池の長年の不倫問題にカタがついた上に、不倫相手にだまし取られた200万円も戻ってきた。

  • 番組公式ツイッター(@tokaitv_dodra)より。
    番組公式ツイッター(@tokaitv_dodra)より。
  • 番組公式ツイッター(@tokaitv_dodra)より。

老舗2店からの相談

   そのパワーに圧倒されっぱなしの菊池は、名古屋メシ企画を編集長・尾石初郎(今野浩喜)に提案し、ハルコとともに再び名古屋にやってきた。

   ハルコがイチ押しする名古屋名物のひつまぶし屋『いとう』は、80年続く老舗。今は夫婦と娘の3人で家族経営をしている。ハルコの姿を見つけると、その妻・幸(堀優子)が駆け寄って来て「ハルコさん、大変なんだて」と三河弁でまくしたてる。大手釜飯チェーン店から強引に買収話を持ちかけられており、夫は心労から体調を崩してしまっていた。

   菊池が調べたところ、経営はもともと火の車だった。1人娘の真澄(小林亜実)が店を継ぐというが、ハルコは「1人前になるには20年はかかる」とバッサリ。菊池は「80年続く老舗の味が、チェーンに取り込まれてしまうなんて......」と嘆く。

   さらに、ハルコの知人で老舗ういろう屋『紫風堂』四代目店主・三島昭宏(田山涼成)からも、跡継ぎ問題で相談が舞い込んでくる。長男・隆行(永嶋柊吾)が『メイダイ=名古屋大学』を辞めてミュージシャンになると言い出したというのだ。

異色のコラボで奇跡が?

   ここでもハルコは、井伊直弼が江戸幕府の大老に就任した安政5(1858)年創業の老舗中の老舗の店主に向かって「古いだけが取り柄のういろう屋に明日はない!」とバッサリと斬り捨てる。

   それでも諦めきれない三島に、ハルコは「解決策は政略結婚しかないわね」と言い放つ。隆行と真澄を結婚させて、2人に「ういろう」と「ひつまぶし」を掛け合わせた「新名古屋メシ」を開発させようと言うというのだ。

   渋る親たちを、ハルコは「自由恋愛なんて庶民がやることよ!」「信長公も家康公もみんな、政略結婚で世の中を平定してきたからこそ、今の日本があるんじゃないの!」と強引に説得し、隆行と真澄の見合いを実現させた。すると、なんと2人は意気投合し、さっそく新名古屋メシの開発に取り組む。

   ハルコが無茶ぶりで提案したこの異色のコラボ、果たして奇跡を起こすことができるのか......?(よる11時40分放送)

(寒山)