2021年 5月 8日 (土)

松による松のためのワンマンショーコメディと言いたいところだが、ほうれい線の目立つド中年の彼女に全く魅力がない
<大豆田とわ子と三人の元夫 第1回>(フジテレビ系)

   バツ3のしろくまハウジング女社長・大豆田とわ子(松たか子)が、離婚した過去の男たちとウロチョロするコメディー。坂元裕二の脚本で関テレ制作というので、大いに期待して見たが、何じゃ、これ?という出来。全くつまらない。第1、松たか子がほうれい線の目立つド中年になったアップに堪えない顔で、いやしくも女社長であるはずなのに、過去の亭主たちとふらふらべたべた。

   仕事はしているのか。1番目の男・田中八作(松田龍平)が料理も出来るレストランオーナーなので、そこにしけこんで濡れた衣服を乾かしてもらったり。かと思うと2番目のファッションカメラマン男・佐藤鹿太郎(角田晃広)や自社の顧問弁護士である3番目の男・中村慎森(岡田将生)らと結局は一緒につるんでわいわい。実はその家の台所に大豆田とわ子が隠れているという塩梅である。

   何よりドラマとして疑問に思うのは、とわ子の心情をセリフでいちいち説明する安易な脚本で、こんなバカ女が考えたり思ったりすることに付き合うほど暇じゃねえ、と毒づきたくなるのだ。久しぶり主演の松たか子が、中学生をもつ中年女の知恵も矜持もなく、だらだらと昔の男に世話をやかれ、かといって「それも納得だ」というほどの魅力もないから、ただの駄作と決めつけるしかない。主題歌も松が歌っている「松による松のためのワンマンショー」だが、久しぶりの関テレ制作、もう少しましな作品に出ろよと言いたい。(放送2021年4月13日21時~)

(黄蘭)

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