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「1年前のGW直前」状況 東京では「命を守るステイホーム週間」

   <1年前のワイドショー> 2021年のゴールデンウイーク(GW)の時期がやってきました。4月29日(木、昭和の日)のあと平日30日をはさんで5月1日(土)から5日(水、こどもの日)まで連休という人も多そうです。

   JR各社が公表(4月16日)したゴールデンウイーク期間中の新幹線の予約数は、前(20)年比では約250%と増えましたが、19年比では2割弱と依然として低水準の動きになっています。

   1年前の今頃は、4月7日に東京などで初の緊急事態宣言が発出されて3週間近くが過ぎた時期でした。当初の予定期間である「5月6日まで」での解除は難しく、延長される可能性が指摘されていました(のちに実際、延長されました)。

   2020年4月後半当時のワイドショー通信簿(J-CASTテレビウォッチ)記事をみると、「『緊急事態宣言』GW明け解除は無理!最低でも1か月延期...(略)」(4月23日、グッとラック!=当時=)、「今年はGWでなく『ステイホーム連休』(略)新型コロナ感染食い止めの最大の山場」(24日、モーニングショー)と、コロナ対策をしながらのGWの過ごし方に焦点を当てたものが目につきました。

   このうち、モーニングショーの通信簿記事では、小池百合子都知事が(2020年)4月25日から5月6日までの12日間について、ゴールデンウイークではなく、「命を守るステイホーム週間」と名付け、外出の自粛などを呼びかけたことを紹介していました。司会の羽鳥慎一さんは、小池知事が「これからの2週間が死活的に重要」だと指摘したとも触れていました。

   今(21)年は、4月25日から5月11日までの期間で、東京や大阪など4都府県で緊急事態宣言が発令されました。小池都知事は発令が決まった23日、会見で「ステイホームを」と都民に呼びかけていました。ゴールデンウイーク中の人の流れは、どうなるのでしょうか。