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<おちょやん>(第104話・4月29日放送)
なぜか元気が出てきた千代 それでも心は揺れる

   千代(杉咲花)が身を寄せることになった栗子(宮澤エマ)の家に、戦時中に防空壕内で千代と出会った、人気漫才師・花車当郎(塚地武雅)が突然押し掛けてきた。

   花車当郎「新しいラジオドラマをすることになってな。どうしても、あんさんにお母ちゃん役をやってもらいたいんや」

   千代「なんべんも来てもらって、申し訳あれへんけど、もう役者やる気あれしまへんのや。なんべん来ても返事は変われへんのや」

   しかし、当郎のペースに完全にハマってしまう千代。春子の嬉しそうな様子や当郎との掛け合いで図らずも元気が出てきたことに気がつくのだった。

■大きな手応えと期待

   一方、脚本家の長澤(生瀬勝久)も当郎と千代の掛け合いを聞きながら、この2人の夫婦役を見たいと思い、大きな手応えと期待を感じていた。

   花車当郎「今度のラジオドラマの台本『お父さんはお人好し』がどんなもんか置いておくさかい」

   そういって、当郎は千代に台本を渡した。

   脚本家の長澤は、千代本人に大きな期待をしながらも、役者に戻る確固たる決心がなければ、良い作品はできないと感じていた。

   その晩、千代が台本を読んでいるのを見て栗子が声をかける。

   栗子「気になるんやったら、やればええやないか」

   ところが千代の心は決心がつかずに、まだ揺れていた。(NHK総合あさ8時放送)