2021年 5月 15日 (土)

偏差値32のダメ私立に乗り込んだ桜木(阿部寛)が、如何にしてクソガキたちに東大合格の喜びを味わわせるか、大いに期待
<ドラゴン桜 第1回>(TBS系)

   16年経つと桜木建二(阿部寛)も老ける(笑)。まして、2年間も行方不明で、福井県のウラ寂れた海岸で釣りをしていたとなれば老けて当然。教え子で今、弁護士の水野直美(長澤まさみ)が必死で売り込んだ龍海学園高等学校の東大専科の教師に不承不承やってくる。銀髪のクソガキ2人が、東大専科に入ると言い、喜んでいたら桜木をからかう計略で、怒った桜木はバイクで追いかける。

   このドラマの面白い所は、誰もが腹の中で思っているのに、「鉄拳ダメ」「パワハラだめ」で教師がやられっぱなしで何もできない情けなさを我慢しないところ。桜木は本音でやり返す。曰く。「大人が何もしないと思ったら大間違いだ」とか「子供の自由を尊重することと、甘やかすこととは別だ」とか、あの阿部寛のデカイ目玉で睨まれたら、さすがのクソガキたちも失禁してしまうのだ。

   先代・恭二郎理事長の娘が今の理事長・久美子(江口のりこ)で、彼女は二言目には自由に優しく指導しろという。その結果、偏差値は32で応募者は減り続けている。驚いたのは東大専科に応募して来そうな生徒の1人、天野晃一郎役のチビちゃんが加藤清史郎である。小さい頃、彼は『こども店長』のCMで一世を風靡した。子役業に忙しくて食事する間もなかったのか、えらく小柄である。

   桜木が本音で偏差値32を指導し、如何にして東大に合格させるか楽しみである。分かり易いマンガ調でも、建前だらけの令和教育界、「本音でぶっ飛ばせ!」と大いに応援したくなる快作だ。(放送2021年4月25日21時~)

(黄蘭)

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