2021年 8月 4日 (水)

「3密」でなく「1密」でも感染 「今以上の対策、どうすれば?」

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   これまで、新型コロナの感染をさけるには「密閉」「密集」「密接」の3密を避けることが重要といわれていた。しかし、西村康稔・経済再生担当大臣は一昨日(2021年5月2日)、3密の円が重なっていないところでもクラスターが相次いでいるとして注意を呼びかけた。

   横浜市の河原で飲み会を行った明治学院大学のダンスサークルでは、屋外にもかかわらず50人以上の感染者が発生している。埼玉県でも同様に屋外バーベキューでクラスターが発生した。西村大臣は「屋外だから大丈夫ということはありません。ひとつの密だけでも感染が広がっているケースもあります」と語っている。対策分科会の尾身茂会長によると「変異ウイルスが影響している可能性がある。新しいフェーズに入った」という。

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「3密はあくまでも集団発生が起こりやすい環境」

   マスクを着用しているにもかかわらず感染した例も出ている。部活後、中高生が屋外で車座になってジュースを飲んでいて感染した事例では、ジュースを飲む以外はマスクを着用していた。また七人の感染者が出た不動産会社では、従業員も客もマスクを着用。アクリル板設置、換気していたにも関わらず感染が広がった。

   街頭インタビューでは「1密というのは今までなかった言葉」「これ以上の対策をどうすればいいのかわからない」といった戸惑いの声が。

   医薬基盤・健康・栄養研究所の保富康宏氏によると「変異ウイルスは増殖力が強く、生存期間が長いのではないか。ウイルスの量が多いのでマスクから漏れ出す」という。

   政府は感染を防ぐため、不織布マスクを使い、鼻のところに隙間がないように着用、マスクをしていても距離をとるよう呼びかけている。

   水野泰孝医師(日本感染症学会)「三密というのはあくまでも集団発生が起こりやすい環境というだけで、感染リスクは密接な距離での会話です。基本的には密接な距離での会話、マスクなしの会話をしないことが重要です。

   司会の加藤浩次「濃厚接触者の基準も変えないといけないですか」

   水野泰孝医師「線引きしないと対象が曖昧になるので定義が決まっている。5分でマスクなしでしゃべったというのは、定義では濃厚接触者にはあたらないが、私の判断で検査をしている」

   小林慶一郎(経済学者)「濃厚接触者の範囲を拡大し、民間業者も雇い入れた幅広い検査が必要。入国データを見るとインド株に置き換わってきているので、いかに水際で止めるか。去年12月にイギリス株が止められなかったから今の事態になっているが、のんびりしていると二の舞になる。今3日間の指定宿泊施設停留で、残りは自宅待機だが、2週間停留できるよう規制を変える必要がある」

   前田裕二(実業家)「外でマスクしていてもかかってしまうくらいリスクが上がっているのであればそれに合わせた対策が必要。発言内容と政府の対策にブレがある限り危機感は広がらない」

(みっちゃん)

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