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橋本聖子会長は「安心安全」強調したが... 五輪テストマラソンへの「戸惑い」

   きのう5日(2021年5月)、札幌市で東京オリンピックのマラソンコーステスト大会が開かれた。「橋本聖子会長が安心安全という言葉を5回使って意義を強調しましたが、市民からは戸惑いの声も聞かれました」と、司会の夏目三久が実情を伝えた。五輪開催まであと78日、これでやれるのか。やっていいのか。

  • マラソンコーステスト大会めぐり様々な声が(写真はイメージ)
    マラソンコーステスト大会めぐり様々な声が(写真はイメージ)
  • マラソンコーステスト大会めぐり様々な声が(写真はイメージ)

沿道観戦自粛を呼びかけたが...

   レースに参加したのは代表内定の4人をふくむ70選手。コロナ感染を警戒のため移動はホテルと競技場のみで、レース前にマスクをはずし、ゴール後にはすぐにつける。運営側は大会前から沿道観戦自粛を呼びかけ、当日もスタッフ770人が出て自粛を求めたが、それでも携帯カメラを構える人が多数いた。

   市民からは「コロナが落ち着かないから中止した方がいい」「中途半端にやるよりはやめて」の声が上がり、コース一望のホテルも「緊急事態宣言が出たあたりから予約が止まり、キャンセルが入った」という。

   北海道の新規感染者はきのう179人と、16日連続で100人を超えた。道は国にまん延防止等重点措置の適用要請を正式に決め、要請した。こんな状態で本当に「安心安全」なんて、どうして言えるんだ?

(あっちゃん)