2021年 6月 13日 (日)

ワクチン接種、「集団」でなく「個別」が奏功 和歌山県の工夫とは

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   47都道府県のワクチン接種率(1回目)を比較すると、東京都は32位、大阪府は36位。そして1位は和歌山県。接種対象者の30万9000人中2万9270人が1回目のワクチン接種を終え、現在のところ接種率は9.47%で全国トップとなっている。和歌山県が高い接種率を実現できた理由はどこにあるのか。

   19日(2021年5月)、和歌山県の高齢者施設に医師が出向き、ワクチン接種を行った。実は和歌山県では集団接種ではなく、市内約280か所の医療機関で個別接種を行っており、すでに16歳以上の接種希望者にワクチン接種をスタートさせた自治体もあるという。

   21日の放送で、MCの谷原章介は「昨日父親のワクチン接種に付き添った。受付から待機時間も含めて40分くらいで終了した」と報告。

  • ワクチン接種の浸透が期待されている
    ワクチン接種の浸透が期待されている
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「行政のバックアップがあったから実現できた」

   谷原の父は予約したうえで集団接種会場に赴いたわけだが、和歌山では予約方法が違う。例えば北山村では、16歳以上の村民にワクチン接種の希望調査を行い、村が接種のスケジュールを作成したうえで、日時を指定した予約票を郵送。御坊市でははがきで接種の意思を確認し、市が生年月日順にスケジュールを作成し、日時を指定した案内を郵送した。

   和歌山市の星野クリニック・星野好則院長によると、「集団接種ではなく、個別接種にしたことが接種率の高さにつながった。これは行政のバックアップがあったから実現できた」という。星野院長がいうバックアップとは、ワクチン接種を行う医療機関に、市がワクチン1アンプルに使う注射器6本、生理食塩水、希釈用注射器や針などを袋詰めして配送したから実現できた。各医療機関が必要な数をメールや電話、FAXなど様々な手段で報告し、市はそれに応じて配送したという。

   お笑い芸人のカズレーザーは「はがきを利用するのは重要。なぜ東京ではこれができないかというと、人の数が多いから。和歌山がはがきでできたのは人の数が少ないから。大都市はその代わりに、メールで実施するなどしてまずは接種対象者の数を減らし、その後にはがきを利用するなどすることはできる。誰でもいいというくらいにワクチン接種をして、対象者の数を減らすことが大事」とコメント。

   谷原は「自治体側が決めて、この日に接種してくれとしたほうが、早く進むのは事実ですよね」とコメントした。

(バルバス)
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