2021年 7月 28日 (水)

連ドラが当たるには、「第1話が始まるまでのパッケージ感」と「第1話の"出来"」が重要

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   私は、2004年7月から2009年2月まで5年近く、日本テレビでドラマの制作に関わっていました。その経験を踏まえて、先々週、先週に引き続き「ドラマが当たる要素」についてお話しします。

   今週は、連続ドラマの場合を考えていきます。連ドラでは、「第1話が始まるまでのパッケージ感」と「第1話の"出来"」が、とても重要です。

  • 学校を舞台に…
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ドラマ放映前から評判になった天海祐希主演「女王の教室」

   連続ドラマが始まる前には、ドラマのコンセプト・脚本・キャスティング等をPRしていくのですが、ここで思い浮かべるのが、以前このコラムでも書きましたが、2005年に日本テレビで放送された「女王の教室」です。

   これは、脚本家遊川和彦のオリジナル作品で、日本テレビの大平太がプロデュースして、同じく日本テレビの大塚恭司が演出しました。

   主演は、天海祐希で、悪魔のような鬼教師と小学6年の子どもたちの戦いを描いた学園ドラマです。始まる前からPRが利いて、"こんな教師がいる訳がない""いや、そんなことはない"と世の中の評判となりました。それで、第1話が放送されると、大塚の演出も良く、14.4%の数字を取り、最終話は25.3%(ラストシーンの瞬間視聴率は31.2%)という高視聴率を獲得しました。

   まさに「第1話が始まるまでのパッケージ感」と、「第1話の"出来"」の勝利なのです。

渡辺弘(わたなべ ひろし)
渡辺 弘(わたなべ ひろし)
1952年生まれ。東京大経済学部卒業。1976年に日本テレビに入社し、制作局CP、ドラマ制作部長として番組づくりの現場で活躍。編成局長、制作局長、取締役報道局長、常務・専務を歴任した。「マジカル頭脳パワー!!」「THE夜もヒッパレ」「「スーパーJOCKEY」「24時間テレビ」などヒット番組をプロデュースした。 現在は「情報経営イノベーション専門職大学」客員教授。映像会社「2501」顧問。
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