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酒「解禁」議論、大臣の「飲む」「飲まない」が影響? 田崎史郎氏が解説

   新型コロナウイルス緊急事態宣言は20日の日曜(2021年6月)に解除となり、東京や大阪はまん延防止等重点措置に移行する方向だが、論点になっているのは酒類提供をどうするかだ。自粛要請の継続、夜7時までに制限、全面解禁の選択がある。

   田村憲久厚労相は「お酒の提供と新規感染者に相関関係があるのは間違いない」と自粛継続を望んでいるようだが、飲食店の苦境に配慮すべきだという声も強く、田崎史郎氏(政治評論家)は「政府内でも意見が割れています」と報告する。ところがその割れ方に、スタジオから「エエッ、そんなことで!?」と驚きの声が上がった。

  • 酒類提供の「自粛」の扱いはどうなる?
    酒類提供の「自粛」の扱いはどうなる?
  • 酒類提供の「自粛」の扱いはどうなる?

羽鳥慎一「お店の人にしてみれば」

   田崎氏は「その方がお酒を飲まれるのかどうかで、変わってくることもあるんですね」という。酒を飲む大臣は自粛をやめたがるが、飲まない大臣は自粛でも構わないと考えがちというわけだ。

   司会の羽鳥慎一は「そんなことで決めちゃっていいんですか」と目を丸くする。田崎氏は「ぼくは飲まないので、ずっとやめて頂いても痛みは感じないですが、飲まれる方はなんとかしてとなりますよね」と当たり前のように言う。

   羽鳥「それは利用者(客)の方のことで、お店の人にしてみれば、自粛を判断する人たちが飲むか飲まないかで決められちゃうのでは、ちょっと待ってよとなりますよね」

   もし田崎説通りだとすると、田村大臣は飲まない派ということなのか? アッ、菅義偉首相も一切飲まなかったっけ。さて、どう決まるのか。

(カズキ)