2021年 9月 18日 (土)

「爆発的感染拡大」なのに危機感見えぬ菅首相発言 「楽観バイアス」生じるとの指摘も

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   きのう29日(2012年7月)の東京の新型コロナ新規感染者数は3865人、3日連続で過去最多を更新した。新規感染者数の増加比は161%を超え、東京都のモニタリング会議では国立国際医療研究センターの大曲貴夫医師が「これまで経験したことのない爆発的な感染拡大に向かっている」と話した。東京都の小池百合子知事も「感染状況、医療提供体制ともに極めて厳しい状況にある」と話した。

   都内ではすでに入院患者の調整が難しくなり始めている。救急搬送を行う民間の会社「フィール」では先月と比べ搬送件数が約3倍となっており、「調整がつかず、翌日の入院に延期になることも増えている」と話した。昭和大学病院の相良博典院長は「中等症以上の人が増えてきているのが問題になっている」と語る。デルタ株の影響で若年層の患者も多いという。

  • 猛威を振るうコロナ変異株(写真はイメージ)
    猛威を振るうコロナ変異株(写真はイメージ)
  • 猛威を振るうコロナ変異株(写真はイメージ)

尾身会長「最大の危機は社会に危機感が共有されていないこと」

   政府分科会の尾身茂会長は7月29日の参院内閣委員会で「最大の危機は社会一般の中で危機感が共有されていないこと」と話した。政府は、神奈川・埼玉・千葉・大阪など4府県を来月2日から緊急事態宣言の対象に加える方針を固めた。また、東京と沖縄は宣言を延長、期間は全地域で8月31日までとなる。与党関係者は「酒類への規制を強化する」と話しているという。

   この参院内閣委員会では、立憲民主党の杉尾秀哉参議院議員が「京都大学西浦博教授の試算では、8月中に東京で1日1万人を超える」と指摘した。事実、厚生労働省の専門家会議は、東京の感染者が8月下旬に1日1万人を超える可能性に言及していた。国際医療福祉大学の松本哲哉主任教授は、東京の感染者が1万人を超えたら「基本的には入院できない。かかっても居場所は家しかない」と警鐘を鳴らしている。

   MCの夏目三久は「東京都のモニタリング会議ではこれまで経験したことがない爆発的な感染拡大に向かっているとしています。京都大学の西浦教授らのグループの試算では来月下旬に1万人を超えるとも警告しています」とコメント。続けて藤森祥平アナが折れ線グラフを示しながら「今のペースでいくと8月中旬に1日5000人、8月末には1万人になる試算です」と説明し、朝日新聞の記事を紹介した。

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