東京五輪、いちばんの名実況・解説はどれだ 「めざまし8」が舞台裏に注目

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   昨日8日(2021年8月)に閉幕した東京オリンピック。めざまし8では、競技を盛り上げた数々の名実況や名解説に着目した。

   7日に札幌で行われた女子マラソンでは、増田明美さん名物の「細かすぎる解説」が今回も炸裂。鈴木亜由子選手の実家がお米屋さんであることのほか、おばあちゃんが気持ちを短歌にした「祈れるもの 全て祈りしマラソンを 走る亜由子に朝を迎える」も紹介。モンゴルのバヤルツォグト選手がモンゴル国際草原マラソンで優勝賞品馬一頭を獲得したことなど小ネタが満載。

   新競技のBMXフリースタイルでは、プロライダーの勅使河原大地さんのくだけた解説が話題となった。解説中には「ちょっとゲシっちゃいましたね」など聞きなれない言葉も出てきたが、実況アナウンサーが「ゲシるというのは着地が後ろのエッジの部分にかかること」とすかさずフォロー。

  • 東京五輪が閉幕した
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ゴン攻め、13歳真夏の大冒険...

   男子柔道で金メダルを獲得したウルフアロン選手の中継で「ウルフタイム、延長に入ってからが強い」の名実況はめざまし8の情報キャスター西岡孝洋アナだが、西岡アナは「実はウルフタイムというのは柔道界ではちゃんとある」と舞台裏をチラリ。

   13歳の西矢椛選手が初代女王となったスケートボード女子ストリートでは、プロスケートボーダーの瀬尻稜さんと倉田大誠フジテレビアナの解説が話題に。「ゴン攻め。なんか攻めてたっすね」などフランクに解説する瀬尻さんに対し、倉田アナは西矢選手のトリック成功に「決まったー!13歳真夏の大冒険!」と絶叫。SNSでは「金メダルは瀬尻さんと倉田アナのコンビ解説」など反響を呼んだ。

   MCの谷原章介「倉田さん、39歳真夏の大冒険、お疲れ様でした」

   永島優美アナウンサー「話題になりましたが、前々から考えていたんですか?」 倉田アナ「前日に思いついた言葉なんです。屋外競技で、真夏の青空だったんですね。13歳の彼女と結びつけた時、真夏の大冒険がいいんじゃないかと」

   番組では、スケートボード実況の舞台裏も細かく解説した。倉田アナは技の名前と板の回転を書いた緻密な手書きメモを作るとともに、「指スケ」と呼ばれる小さなスケートボードを使いながら実況の練習をしたという。

   一方、柔道中継を担当した西岡アナは会場に持ち込む実況メモを公開。状況に応じた実況を行うためのポイントを紹介した。

   谷原章介「技だけじゃなくて選手個人も掘り下げているんですね」

   西岡アナ「関係者をカメラで抜くことがあるので、どういう人か調べるというのもオリンピックあるあるです。実況では私、倉田さんほどゴン攻めしてなくて真夏の大誤算です」

(みっちゃん)

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