大雨は「まだ序章」 天達武史が最大級の警戒呼びかけ

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   このお盆休みは日本中が大雨に直撃される。すでに九州は各地で被害が出ているが、気象防災キャスターの天達武史は「まだ序章。今後、大雨は九州から東へ広がって、1週間続きます」と13日(2021年8月)、最大級の警戒を呼び掛けた。

   「15日にかけて、中国、関西・中部、北陸、さらに北関東から福島に災害級の大雨が降ります。危険度は最高のレベル5(緊急安全確保)。とにかく命を守る行動をしてください」。数十年に1度の豪雨になり、川の氾濫、土砂崩れが各地で発生しそうだという。

  • 大雨への警戒が呼びかけられている
    大雨への警戒が呼びかけられている
  • 大雨への警戒が呼びかけられている

「今回の大雨は終わったと安心していると...」

   天達がそう伝えている最中に、広島市に大雨特別警報が発令された。「広島市のみなさんは、すぐに安全な場所に移動してください!」――天達が大急ぎで呼びかける。スタジオ内にも緊張が走る。

「今回の大雨は終わったと安心していると、12時間おきくらいに何度も繰り返すのが特徴で、北海道や東北を除いて、大雨警報がいま出るかもしれないという状況が来週火曜日ころまで続きます」(天達)

   司会の谷原章介「九州から関東まですっぽり線状降水帯に覆われるというイメージなんでしょうか」

   天達「線状降雨帯は300キロぐらいなのですが、それが九州から福島にかけてのどこに発生してもおかしくないということです。東京都心はいまのところそれほどの雨は降らない見込みですが、北関東は300ミリの雨が予想されています」

   そうはいっても、週間予報では、東京も来週水曜の18日までずっと傘マークで、晴れ間がありそうなのは木曜午後という。お盆休み中はずっと雨。どこかに出かけると、そこは大雨。家にいるのがいちばんのようだ。

(カズキ)

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