2024年 4月 16日 (火)

交通安全で「道路に工夫」 安住紳一郎が経験した「楽しい」例

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   千葉県八街市で、梅沢洋被告(60)の運転するトラックが小学生の列に突っ込み、5人の児童が死傷した事故で、昨日6日(2021年10月)に千葉地裁で初公判が開かれた。検察側は、梅沢被告がパーキングエリアで昼食をとりつつ220ミリリットルの焼酎を全て飲み、高速道路では蛇行運転、その後現場の120メートル手前で居眠りをしながら時速56キロで5人に衝突したと事故の経緯を明らかにした。

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ハンプの仕組み

   さらに、被告は飲酒運転を繰り返していたと主張。4、5年前から「酒の匂いがするが大丈夫か?」と周りからいわれていて、取引相手から注意を受けても聞き流していたと指摘した。被告は大筋で認め、弁護側は起訴内容を争わないとしている。

   一方、この事故では、通学路の安全対策の遅れも指摘されていた。このため安全対策として事故現場には新たにガードパイプを設置。さらに、自動車の速度を抑制するために、道路を狭めたり段差をつけたりするといった改修も行っている。

   八街市の事故をきっかけとして、こうした安全対策の見直しは全国各地で進められているが、7日の「THE TIME,」は東京・港区に作られた「ハンプ」と呼ばれる仕組みを紹介した。

   現場は信号機のない横断歩道。これまでは通過する車はスピードを落とさずに走り抜けていて、登下校する児童を誘導する久保田俊二さんは「ひやっとすることもありましたよ。旗を出しても止まってくれなかったことがある」と語る。そこで港区では国交省や警視庁と連携、高さ10センチほどの段差をつける他、周囲を赤く塗って横断歩道の白が目立つ工夫を行った。保護者たちからは「色も変わったので目立つ。車はスピードを下げるので信号のない横断歩道でもみんな安心して渡れる」と好評だ。

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