2024年 4月 25日 (木)

眞子さんの「複雑性PTSD」結婚後もバッシングは耐えられないと公表!文春は穏当な書き方に転換...では他誌は?――ほか5編

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白鵬に「一代年寄」認めなかった相撲協会は人種差別だ!抗議の手紙出した維持員幹部をクビの横暴

   最後に週刊ポストから。引退を表明した白鵬に相撲協会が「一代年寄」を与えない問題は、大きな広がりを見せている。博多駅から快速電車で20分ほど行ったところにある高野山真言宗別格本山・南蔵院の林覚乗住職は、9月場所後に引退した横綱白鵬が所属する宮城野部屋の九州後援会名誉会長であり、大相撲九州場所の維持員で組織される九州溜会会長を務めた大物支援者だという。林住職がこういう。

   <「あれだけの功績を残した横綱ですよ。過去、20回以上優勝した横綱には「一代年寄」が与えられているのに、唐突に有識者会議から"一代年寄という制度を認める根拠はない"などという提言書が出てくるのはどうかと思いますね。あの提言書を知り合いの弁護士に見せたら、人種差別だと言っていました。(白鵬が)もし日本出身の横綱なら、(一代年寄を)与えたと思いますよ」>

   だが、彼の娘が八角理事長に抗議の手紙を送ったことで、会長を降ろされたそうだ。<「7月の名古屋場所前に私の娘が、白鵬が一代年寄にならないことについて抗議する手紙を八角理事長宛に送ったのです。すごい返事が来ました。私に九州溜会会長を辞めろと要求してきたんです。

   (中略)娘が、"白鵬は一代年寄になるべきで、提言書は人種差別。これは問題になる"といったことを書いていたことが協会への脅迫にあたるとの主張をされました。"そういう会長がいる組織とは歩調を合わせられない"などと指摘され、私にとってはむしろそれが脅しに感じられましたよ。ただ、他の会員に迷惑をかけるわけにはいかないので、9月初めの理事会で"体調不良"を理由に自ら身を引きました。あの組織(日本相撲協会)は相撲を応援してきた人間を簡単に切っていきますね。意見として受け止めるという度量が全くない」>

   白鵬は引退後に宮城野部屋付き「間垣親方」となるが、協会発表によれば、異例の条件付きでの襲名承認となった。大相撲の伝統文化や規則、しきたりを守り、逸脱した言動を行わないことなどを約束する誓約書への署名が条件となったのである。日本橋に20億円かけて新たな部屋を建設するともいわれてきたが、親方・白鵬の今後は不透明なようだ。(文中敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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