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ダノ(キム・ヘユン)は「手術回避」を喜ぶが... 運命を変えていく「秘密」とは

   <「偶然見つけたハル」(フジテレビ系)第14話 10月18日深夜枠(19日未明)放送> セレブの高校生たちが登場する漫画「秘密」では、作者の設定通りに物語が進む「ステージ」と、一部の登場人物が自我に目覚めて勝手に行動する「シャドウ」という2つの世界が同時進行している。

   シャドウで自我を持った2年生ウン・ダノ(キム・へユン)は、ステージでは近々心臓病の手術を受け、死ぬという設定だ。初恋の同級生ハル(ロウン)と少しでも長く過ごしたいダノは「作家さん、もう少しだけ生きさせてください」と涙を流しながら懇願する。

  • FOD(フジテレビオンデマンド)サイトの「偶然見つけたハル」より
    FOD(フジテレビオンデマンド)サイトの「偶然見つけたハル」より
  • FOD(フジテレビオンデマンド)サイトの「偶然見つけたハル」より

「悪夢」が再び?

   その姿を見たハルは、ダノの手術を回避するため、主治医であるイ・ジュファ(ユン・ジョンフン)の病院に忍び込み、ダノのカルテを別人のカルテとすり替えてしまう。

   その結果、すり替えられたカルテを見たジュファは、ダノに「手術はしなくても大丈夫」との診断を下した。

   カルテすり替えを知ったステージでのダノの婚約者ペク・ギョン(イ・ジェウク)は「カルテすり替えはダノを間接的に殺すことになる」と予言し、ハルを非難する。

   実際に病気が治ったわけではないにもかかわらず、手術をしなくてもよくなったことを喜ぶダノに、ギョンは「秘密」の前編ともいうべき漫画「凌霄花(ヌンソファ/ノウゼンカズラ)」の切れ端を見せる。

   朝鮮王朝時代の悲恋を描いた「凌霄花」では、王の弟ギョン大君の部下であるハルは裏切り者として疑われており、ハルはその疑いを晴らすためにギョン大君の婚約者ダノを殺すしかないというストーリーが展開。切れ端には、ハルの腕の中で血を流して絶命するダノが描かれていた。それは、ハルの記憶にしばしば甦る悪夢のようなシーンでもあった。

   「秘密」ではギョンの予言通り、ダノの容体はみるみる悪化し、再入院する事態に陥った。ハルは「凌霄花」の切れ端にあったように、またも自分がダノを殺してしまうのではと考え、ショックを受ける。

   しかし、切れ端に描かれていた「凌霄花」のシーンには、とんでもない真実が隠されており、そのことが「秘密」の登場人物たちの運命を大きく変えていくことになる。

(寒山)