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「制限」解除も「強制出社」復活はなしで... 小室淑恵が提言

   新型コロナウイルスの新規感染はきのう24日(2021年10月)の東京で19人と、1年4カ月ぶりに10人台となった。飲食店の営業制限は25日から全面解除となるなか、人々の暮らしぶりはどう変わるのか。25日の「めざまし8」が伝えた。

   東京・渋谷の居酒屋は25日午前0時に入り口のシャッターを開けた。さっそく若い男性客がやってきて生ビールで乾杯。「うめぇ」「1年半待ったかいがありましたね」。店の看板にはコロナ前の名残か「24時間営業」とある。昨夜は9時にいったん閉店、3時間後の解除と同時に再オープンしたのだった。

  • 出社めぐる状況にも変化が?
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谷原章介「仕事もフレキシブルに」

   きょうから、都の認証を受けた飲食店は営業時間も酒類提供も「制限なし」(人数は1テーブル原則4人以下)。

   東京よりも一足早く制限が解除された京都府と兵庫県を、番組は取材した。

   京都市の清水寺につながる参道は23日、多くの人でにぎわった。去年5月の緊急事態宣言時には店にシャッターが下り、人影が見えなかった。同寺の駐車場もガラガラだったが、一昨日は観光バスで満車状態になっていた。京都市内の街では、40代男性は「8杯くらいは飲んだかな。きょうは2次会まで」。20代男性は「昨日は2次会で、夜中の1時2時まで。きょうは今のところ3次会くらいまでですね」。神戸市中央区の三宮の繁華街でも22日午後10時ころ、ほとんどの店に明りがついたままでにぎわった。ただ、店側は「マスク会食」を勧めているが、酒が進むにつれて声が大きくなり、トイレに行くときには、ついマスクなしで立ち上がる姿も。

   MCの谷原章介「いや、これ難しいよね。トイレに行くときマスクしなくちゃいけない?トイレ行くときは、しゃべらないよね」

   コメンテーターの小室淑恵(ワーク・ライフバランス社長)「ここで復活しなくてもいいなと思うのは、高級料亭での接待の文化。企業はこの2年近く、接待をしなくても業績は落ちなかったんですね。日中の仕事ぶりで評価されるような会社になってほしい」「強制出社もないように。家庭の事情やいろんな状況で仕事をする場所を選べるという習慣が、この後急になくなって、一斉出社ということがないように」

   MCの谷原「そうですね、仕事もフレキシブルに。感染症対策も各立場で」

(栄)