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加藤浩次「富士山の噴火につながる?」 専門家の不気味な回答

   3日(2021年12月)未明から、山梨県や和歌山県で強い地震が連続し、「スッキリ」の司会・加藤浩次は「富士山噴火などと関連あるのでしょうか」と心配した。岩田絵里奈アナが「まず地震のニュースです」と番組が始まる1時間半前に、山梨・大月で震度5弱を記録した地震を速報した。

   地震発生時の中央道・談合坂SA付近の映像が流れた。画面は大きく揺れているが、走行中の車は気づかないのか普段通りに流れている。「午前2時18分にも大月で震度4の地震がありました。震源地はともに山梨県の富士五湖付近です」(岩田)

  • 地下で何が起きているのか
    地下で何が起きているのか
  • 地下で何が起きているのか

「ないとは言い切れませんね」

   この地震について、慶応大大学院の纐纈一起特任教授が電話で解説した。「(地形的に)伊豆半島が本州に衝突しているのですが、その影響で起きている地震です。数年に1回群発地震が起きる地域で、1983年には大月でマグニチュード6.0の地震が発生して、亡くなった方がいます。今後もそのくらいの規模の地震は想定していただきたいです」

   震源が富士山のふもとということで、加藤は「富士山の噴火につながるようなことはないのでしょうか」と聞く。纐纈教授は「富士山噴火とは直接関係ないと思いますが、完全にないかというと、ないとは言い切れませんね」と不気味な『予言』をした。

   すると、番組後半に入った9時28分、今度は和歌山で地震が発生した。森圭介アナが「和歌山県に緊急地震速報が出ています」と緊張して伝えた直後に、「紀伊水道で地震がありました。和歌山県御坊市で震度5弱。津波にご注意ください」

   第1報はここまでだったが、その後、大阪の読売テレビとつないで続報した。揺れは30秒近く続き、御坊市の市庁舎2階で窓ガラスが割れたりしたが、けが人はいないという。JR西日本や和歌山電鉄が運転を一時見合わせた。

   紀伊半島も西に向かってずれて本州にぶつかっているわけで、太平洋岸のプレートの衝突でやはり何か起こっているのではないか。

(カズキ)