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冬ボーナスの話題 フリーになった浜田敬子の感想

   「さ、もうすぐ年末年始商戦が始まります」ときょう8日(2021年12月)の「モーニングショー」でMCの羽鳥慎一が切り出したのは、冬のボーナスの話題だ。連合の調査によると、ボーナスの平均額は66万4731円で、19年よりは約5万円のダウンだが、コロナ禍が直撃した20年よりは約5万円のアップだという。

   ボーナスの使い道に関する「マイナビニュース」の500人アンケートによると、最も多かったのは「預貯金」で半数近くを占めた。2位は「生活費の補填」、3位は「趣味・娯楽費」、4 位が「レジャー費」、5位は「外食費」だった。

  • 冬ボーナスが話題になる季節
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貯蓄急増の理由

   番組が街で聞いたところ、「将来移住を考えているので、貯蓄する」(50代女性)、「50万円のバッグを買った」(50代女性)、「旅行に行く予定。余った分は貯蓄に回す」(20代男性)といった声があった。

   ボーナスの使い道としても1位だった貯蓄がコロナ禍で急増している実態を、羽鳥が内閣府のデータで説明した。2018年は約3.2兆円、2019年は約6.8兆円だったのが、2020年は約36兆円と5倍以上に。その理由について、内閣府の担当者は「コロナの給付金が貯蓄に回ったことと、コロナ禍で支出の機会が減って貯蓄に回った」としている。

   羽鳥「こんなに貯蓄が増えているんですね。すごいですね」

   安部敏樹(「リディラバ」代表)「将来への不安が大きいのでしょうね。あとは、それほど新しい商品が出てきていないこともある。貯まったお金を使う先として新しい選択肢が用意されていないと貯蓄に回ってしまう。商品を供給する側は、もっとチャンスとみてやるべきことがあるのでは」

   浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」前統括編集長)「私自身はフリーランスになったので、ボーナスという響きが懐かしくて仕方ないですね」

   このあと、番組では「リベンジ消費」目当ての年末年始商戦の話題に移り、シモンズ製の200万円ベッドや3万円ドライヤー、31万5000円の大晦日コンサートつきお正月宿泊プランなどをめぐって、「私も持っているが、髪がつやつやになる」「ジャズコンサートはオシャレですね」などと通販番組のようなやりとりで盛り上がっていた。

(キャンディ)