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神田沙也加さん急死報道「今日で終わりに」 谷原章介が宣言した理由

   「きのう(2021年12月21日)、神田沙也加さんの密葬の後、カメラの前に立った神田正輝さんと松田聖子さん。2人を良く知る記者らを独自取材すると、涙を堪えながら会見に臨んだ思いが見えてきました」とMCの谷原章介。22日の「めざまし8」は会見の舞台裏を伝えた。

   会見では、父・正輝さんが沙也加さんのお骨を胸に抱え、母・聖子さんが位牌を持ち、報道陣の前に。

  • 神田沙也加さん(写真:つのだよしお/アフロ)
    神田沙也加さん(写真:つのだよしお/アフロ)
  • 神田沙也加さん(写真:つのだよしお/アフロ)

「神田正輝さん、松田聖子さん、この度は騒ぎ立てて本当に申し訳ありませんでした」

   正輝さんは「本当に近親者のみでお別れし、そしてお骨にすることができました。みなさん、ご協力ありがとうございました。ただ、あまり話すようなことではないので、しばらくの間はそっとしていただけたらありがたいと思います」。聖子さんが「本当にみなさんお寒い中、申し訳ございませんでした。ありがとうございます」と言うと、2人は何度も頭を下げながら会見場を後にした。

   サンケイスポーツ記者の山内倫貴さんによると、会見の申し出をしたのは正輝さんと聖子さん。その会見から受けた印象について山内さんは「歌手・松田聖子というより、1人の母親としての思い。そして父親としての思いを込めたという印象はすごく受けました」と話す。

   火葬直後にも関わらず、報道陣の前に立った理由については、正輝さんの「聖子さんを守る」という覚悟を感じたそうだ。

「聖子さんが非常に憔悴しているということで、神田さんは『自分はしっかりしゃべらなきゃ』というような、『聖子さんを守る』という形でコメントなさっていたのかなと。やはり、沙也加さんのために1つけじめとして...。出てこられた時の表情や声のトーンで十分思いは伝わった。こちらとしてもしっかり受け止めないといけないという空気が流れていました」(山内さん)

   芸能ジャーナリストの佐々木博之さんは「母親であって父親でありますから、2人の大事な宝物がなくなったということで、マスコミに対して話をしなくてはいけないという気持ちがあったのかも知れない」。また、フジテレビ芸能デスクの加治佐謙一さんは、「沙也加さんのために2人で相談して決めたんだと思う」と話した。

   親子3人の映像や、父娘、母娘の絆を物語るエピソードなどを振り返った「めざまし8」。谷原は最後に「神田正輝さん、松田聖子さん、この度は騒ぎ立てて本当に申し訳ありませんでした。そして改めて神田沙也加さん、ご冥福をお祈り致します」と一礼。「神田さんについての報道は、『めざまし8』では今日で終わらせたいと思います」と再び頭を下げた。

(ピノコ)