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安子(上白石萌音)の胸キュンにも納得 早い展開にワクワク 【カムカムエヴリバディ 2021年マイベストシーン】

   2021年11月1日に始まったNHKの朝ドラ(連続テレビ小説)「カムカムエヴリバディ」。年をまたいで22年も新展開が期待されますが、21年暮れの段階で筆者の「マイベストシーン」を選ぶとしたら、あえて序盤の11月3日放送回。

   高等小学校を卒業し14歳になった安子(上白石萌音)は、家業の和菓子屋「たちばな」のお手伝いして毎日過ごしていた。幼い時から変わらずあんこが好きで、少しでも可愛くなりたい普通の女の子だった。

  • NHKの「カムカムエヴリバディ」番組サイトより
    NHKの「カムカムエヴリバディ」番組サイトより
  • NHKの「カムカムエヴリバディ」番組サイトより

幼なじみの兄だった

   ある日、店番をしていると、スッとした美青年が和菓子を買いに登場。この青年こそ安子の幼なじみ・勇の兄・雉真稔(松村北斗)。青年は岡山への帰省の途中、お土産を買い忘れたため探していた。

   この青年の登場に騒然。「雉真稔かっこ良すぎた。朝から眼福」「松村北斗くんめちゃくちゃカッコイイ」など。スラリと背が高くてイケメン。安子の心も一瞬で射抜かれたはず。

   この出会いがすぐ再会につながった。甲子園の展開が気になってみんなラジオから離れないため、仕方なく安子が配達に出かけることに。配達先は、幼なじみ・勇(村上虹郎)の家で、その兄があの青年、稔だったのだ。第1週目からぐんぐん早い展開にワクワクであった。

   そして稔がさらさらと英語をお披露目する場面。今と違って、英語は宇宙ほど遠かったに違いない。あまりに突然のイケメンの登場と英語、一度に起きた「大事件」は、安子の心をどれほど揺さぶっただろうか。仮に現在に置き換えたとしても、イケメンがスラリと英語やフランス語で対話するのを見たら、やはりセンセーショナルである。心拍数が急上昇するに違いない。

   「稔さん英語ペラペラだし、昔の言葉の発音もうますぎ」「稔さん爽やかでめちゃくちゃ素敵な青年だった?!あんな人に出会えた好きになっちゃうよ」とネット上でも視聴者の反響も大きかった。

   安子の運命を大きく変えていくことになったこの出会い。その後、稔と結婚して幸せは束の間、稔は戦争で戻らぬ人となり、安子は娘のるいと2人、生きていくことに。安子の稔への想いはそのままに力強く生きていく。22年に入っての展開も気になる。

(Y・U)