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東京も「重点措置」に? みちょぱ「まだ早いんじゃないかな」

   大阪府の吉村知事は「(新型コロナウイルス感染は)第6波に入っている」と身構え、沖縄県の玉城知事はきょう6日(2022年1月)に「まん延防止等重点措置」の適用を政府に要請予定で、広島県、山口県も検討している。

   きのう5日、390人の新規感染者が確認された東京はどうなるのか。「スッキリ」の森圭介アナはこう解説した。「都は要請することを視野に政府と調整していましたが、政府は『東京都の現状は(重点措置適用の)基準とは程遠い』ということでした」

  • コロナ感染の拡大が懸念されている
    コロナ感染の拡大が懸念されている
  • コロナ感染の拡大が懸念されている

専門家には「早め早め」論も

   これを受けて、小池知事はきのうは「現段階では要請は考えていない」と語ったが、けさは政府側との協議を行い、要請するか判断する見通しとなった。適用されれば今月9日から31日までとなり、飲食店は8時までの営業、カラオケなどは自粛、不要不急の外出を控えるなどが求められる。

   東京・新橋駅頭で聞くと、「しばらくは、みんなでご飯なんかは控えようかな」(30代女性)などの声があるが、みちょぱ(池田美優)は「病床が逼迫する前に判断したいのかなというのはわかるんですが、東京都はまだ早いんじゃないかな」という。たしかに、飲食店などのダメージは大きい。

   司会の加藤浩次「専門家はどう見ているのでしょうか。聞いてみましょう」

   東北大大学院の小坂健教授は「感染者の急激な増加を避けるためには、早め早めの対策が必要」と語り、アメリカの研究機関研究員の峰宗太郎医師も「油断するとすぐ感染者は増えるので、早めの対策が必要」と強調している。リモート出演の水野泰孝医師(日本感染症学会指導医)は「感染者が急速に増えて、まったく予想ができない場合は、大きく網をかけて、早めの対策が定石です。それと、感染者をできる限り早く見つけて、重症化しないように薬を投与するということをしっかりやる必要があります」

   治療薬「モルヌピラビル」は昨21年12月に特例承認され、「すでに病院や薬局には届いています。私のところにもあります」(水野医師)。ファイザー製の経口薬は2月中旬に実用化されるという。

(カズキ)