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<1年前のワイドショー> 今とそっくり? コロナ対応を振り返る

   <1年前のワイドショー> 昨年2021年の年初は、今年と状況がそっくりです。

   新年が明けたとたん、コロナの新変種がまん延して政府対策分科会の尾身茂会長が「ステージ4(爆発的感染拡大)相当の対応が必要」と危機感を訴えていました。また、列島が強い寒波に見舞われ、大雪の被害が出ました。

  • コロナ対応に変化は?(写真はイメージ)
    コロナ対応に変化は?(写真はイメージ)
  • コロナ対応に変化は?(写真はイメージ)

寒波到来ニュースも

   (J-CAST)テレビウォッチ・ワイドショー通信簿で取り上げた「尾身会長『首都圏すでに感染爆発』!下火にするのは1か月では『至難の業』(略)」(21年1月6日、日テレ系「スッキリ」)では、年明け早々の1月5日に確認された全国の感染者は4913人で過去最多になったと伝えています。1都3県は、飲食店に営業時間短縮を要請、住民にも夜の外出自粛を求めていて、司会の加藤浩次さんは「しっかり受け止めなければいけない」とコメントしていました。このあと7日夕になって、菅義偉首相(当時)は1都3県に緊急事態宣言を発出する、と発表しました。

   しかし、政府の対応はチグハグが目立ち、「緊急事態宣言発出にもかかわらずビジネス入国に固執する菅首相(略)」(1月8日、テレビ朝日系「モーニングショー」)は、国会議員の「会食は4人以下、午後8時まで」という会食ルールが物議をかもしていると伝えています。さらに、政府が中国・韓国を含む11の国と地域からビジネス関係者の入国受け入れを決めたため、与野党双方から即時停止求める声があがっていました。

   一方、寒波は今シーズンと同じように、日本海側の東北と北陸に大雪被害をもたらしました。「災害級の豪雪で北日本や日本海側で身動きできない(略)」(1月8日、フジテレビ系「とくダネ!」)では、気象予報士の天達武史さんが「今シーズン一番の寒さ。北陸は市街地でも一晩で40~50センチの積雪がありました」と報告しました。秋田・八峰町では暴風雪が吹き荒れ、秋田空港はすべて欠航。新潟市内では電柱が倒れて停電が広がったことを伝えています。

   今年も去年と同じか、と思うと、気分が沈みます。なにか新しいことにチャレンジして気持ちを切り替えたいですね。

(コムギ)