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子どもにワクチン接種受けさせる? 安住アナが伝えた米国の現状

   「気になるデータが出て来ました」とけさ18日(2022年1月)の「THE TIME,」でアナウンサーの宇賀神メグが伝えた。東京都内の10歳未満のコロナ感染者が急増していることだ。年明けの1日は6人だったのが、17日によるとなんと285人。2週間余りで約47倍になっている。

   兵庫県立こども病院では子ども専用コロナ病床が5床あるが、今年になって2週間で一時は4人が入院した。第5波の逼迫していた時期でも2、3人程度だったのでこれまでにない増え方だという。

  • ワクチン接種をめぐり新たな動きも
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3月から希望者に...

   その理由の一つがワクチン未接種だという。笠井正志医師は「子どもたちはワクチンを打っていないので免疫を持っていないので、うつっていくのは当然」と話す。

   一方、東京都内の学習塾では「オミクロンが増えてきて塾としてはオンラインを推奨している」という。実際、この2週間でオンライン授業を希望する生徒が3割増えたという。

   子どものワクチン接種について岸田首相は「12歳未満の子どもについて、希望者に対してできるだけ早く接種を開始いたします」と述べている。厚労省では20日の専門部会で接種の対象年齢を現在の12歳以上から5歳以上に広げるかどうか審議する方針だ。

   親たちはどうみているのか。街で聞くと「打てるものなら打ちたいと思います」(2歳の子どもの母親)、「副作用が心配なので安全性を確認してから打てたらいいなと思う」(2歳の子どもの母親)と話していた。

   司会の安住紳一郎「日本でも3月から5歳から11歳の子どもにワクチン接種の希望者には接種が始まるという状況です。去年(2021年)11月から始まっているアメリカでは12歳未満のワクチンの接種済み(1回)は27%ということで、他の世代と比べると、かなり慎重にしているところがあるかも知れません。日本の皆さんも間もなく迫られるということです」

(一ツ石)