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ハムスターとペットショップ店員がコロナ感染 安住アナが伝えた香港のケース

   香港のペットショップで売られていたハムスター11匹から新型コロナウイルスのデルタ株が検出された。「2000匹の殺処分が決まりました」と、司会の安住紳一郎アナウンサーが20日(2022年1月)の放送で伝えた。

  • コロナ感染をめぐり警戒が続いている
    コロナ感染をめぐり警戒が続いている
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香港政府「感染源の可能性がある」として営業停止命じる

   女性店員が17日に感染確認されたことから調べて分かった。ハムスターはオランダから2000匹輸入されたものだそうで、香港政府は「感染源の可能性がある」として、販売するすべてのペットショップの営業停止も命じた。購入した人には当局への引き渡しを求めている。

   SNS上ではハムスターを集める香港の映像に「ハムスターにもうつるのか」「心が痛む」といった声が起きた。

   動物から人へのコロナウイルス感染とされるケースは他にも。おととしにはデンマーク北部でミンクを媒介に少なくとも12人にうつり、国内に1700万匹いた家畜用ミンクが殺処分された。そもそもコロナ感染の発生源自体を中国武漢での動物感染ではないかとする疑いの指摘はまだ根強く、WHO(世界保健機関)の調査も入ったが、中国側は世界を納得させるだけの有効な反論ができていない。コロナ感染の起源については、動物感染説のほかに武漢ウイルス研究所からの流出説もあり、米中の主張は対立したままだ。

(あっちゃん)