2024年 3月 29日 (金)

止められなかったロシアのウクライナ侵攻 菊地幸夫弁護士「国連が非常に無力」

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   きょう25日(2022年2月)の「スッキリ」は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻のニュースを番組冒頭から1時間以上にわたって伝えた。番組では、一連の経緯や現状のほか、日本に住むウクライナ人らの反応を取り上げた。

   東京・渋谷では24日、在日ウクライナ人らが「ストップ プーチン!」などと声をあげ、ロシアへの抗議活動を行った。番組が話を聞いたオルガさん(38)は「ウクライナは独立国家です。今までもずっとそうでした。私たちは最後まで戦い、自分たちの国土を守ります」と決意を語り、ナタリアさん(44)は「戦争が始まり、お兄さんは家族と車で移動しています。連絡はとれないです」と涙ながらに話していた。ナタリアさんのもとには、現地の知人から爆撃の様子を撮影した動画が送られてきたという。

  • プーチン大統領の真の目的は?
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加藤浩次「国際社会がそれを容認してしまうと...」

   ウクライナ人の妻が現在首都キエフにおり、離れて暮らしているという西村大輔さんは、オンラインでの取材に対し、「僕も妻も、戦争が起こるとは全く思っていなかった。一刻も早く妻の(日本への)ビザを申請して、会いたい」と不安を募らせていた。妻が身を寄せている兄のアパートは「地下がシェルターになっているらしい。緊急バッグのようなものを用意して、いつでもシェルターに行ける準備はしているそうです」と話していた。

   ロシアのプーチン大統領は24日、「軍事作戦の目的は、ウクライナ政府によって8年間虐待されてきた人たちを保護すること」「ウクライナを占拠するつもりはない」などと表明したのだが、これに対し、MCの加藤浩次は「プーチン大統領は、都合のいい事実をでっちあげて侵攻に踏み切った。一国の大統領が嘘をついて侵攻したんだという事実をおさえないといけない。国際社会がそれを容認してしまうと、地球全体に波及してしまいます」と厳しい表情で指摘した。

   菊地幸夫(弁護士)「国連が非常に無力。どうやって我々はこういう無謀な行為を制止していけるのか、改めて考えないといけないですね」

   国際安全保障が専門の慶応大学の鶴岡路人・准教授「(各国の制裁には)すでに行われてしまっているロシアの軍事行動を止める力はないと思うが、ここは国際社会の結束をしっかり示すことが大事。こういう暴挙をやった国は最終的に失敗するという事例にしないといけません」

(キャンディ)

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