オミ株感染の子ども、熱性けいれんが急増 「THE TIME,」が伝えた3つの「やってはいけないこと」

   「オミクロン株の特徴なのかもしれません」ときょう14日(2022年4月)の「THE TIME,」でMCの安住紳一郎が切り出したのは、新型コロナのオミクロン株に感染した子どもたちの間で熱性けいれんが増えているというニュースだ。番組の「関心度ランキング」で1位になった。

   全国の新規感染者数はきのう13日、57758人。岩手、新潟、長野、宮崎では過去最多を更新した。東京でも感染者は高止まり状態だ。20歳未満の感染が3割を占め、新学期が始まったことによる影響もうかがえる。

  • 熱性けいれんへの対応策は…
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安住アナ「落ち着いて行動して」

   最近の特徴としては、急な発熱に伴って起こる「熱性けいれん」の増加がある。日本小児科学会の調査によると、コロナによって熱性けいれんの症状が出た1~4歳の子どもは、デルタ株では3パーセントだったのが、オミクロン株では9.4パーセントに。5~11歳でも0パーセントだったのが3.5パーセントに増えている。

   救急の訪問診療を行っている「ファストドクター」の菊池亮医師は「新学期が始まったことによる影響も今後懸念される。緊急性を要する症例が増えると、救急医療を逼迫させる原因になる」と指摘している。

   視聴者からも「我が家の子どもも以前、熱性けいれんを起こしたことがあるのですごく心配」「どんな親でもパニックになる。知識を持って備えたい」などの声が寄せられた。

   熱性けいれんが起きた場合の対応について、江藤愛アナウンサーは「やってはいけないのは、押さえつけや抱っこ、大声や名前を呼ぶこと、口にものを入れること」「嘔吐物が喉に詰まらないよう、横を向かせる。始まった時間を確認すること。できれば動画を撮影しておくと診察に役立つそうです」と伝えた。

   安住「初めての人はパニックになってしまいますが、決して珍しいことではないので、落ち着いて行動していただきたいということです」

(キャンディ)

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