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GW和歌山人気のヒミツ 「スッキリ」が徹底分析

   3年ぶり「制限なし」のゴールデンウイーク。各地で観光客が急増しているが、前の年と比べてゴールデンウイークの旅行予約者数伸び率のランキングをみると、トップは和歌山県(725%)、続いて千葉県(540%)、3位は愛媛県(522%)、4位愛知県(440%)、5位大阪府(439%)だった(HIS調べ)。「なぜ、これだけ人気なのかと、取材しました」と2日(2022年5月)の「スッキリ」で岩田絵里奈アナが取り上げた。

   「あいにくの雨でしたが、飛行機は満席でした」とリポーターの阿部祐二が1日、和歌山県の南紀白浜空港に到着した。まず、向かったのは車で5分、1400頭以上の動物と触れ合うアドベンチャーワールド。観光客のお目当ては2020年11月に生まれたジャイアントンパンダの楓浜(ふうひん)。4月14日から親と離れ1頭で公開されている。予約制の入園チケットは完売で緊急対応で追加したという。

  • GW中の人出が増えている
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阿部祐二リポーターが現地紹介

   旅行ジャーナリストの村田和子さんは「和歌山にはすごく魅力があったけど、全国的には知られていない存在だった。そこで、2年前にパンダの赤ちゃんが生まれ、上野のパンダも昨年(2021年)生まれて、そういったニュースで和歌山にこんなところがあるんだって、知った人が多かった」と語る。

   阿部が続いて向かったのが、アドベンチャーワールドから5キロ先の白良浜。約620メートルのわたって続く白い砂浜。ハワイのワイキキビーチとは友好姉妹浜になっている。「本当にきれい海が広がっています」と阿部。

   南紀白浜観光協会の藤田正夫会長は「本州一早い海開き、早い夏、長い夏というテーマで今年はいこう、ということで」と期待している。近くのホテルでも「4月29日から5月6日までほぼ満室の状況」、別の女将も「2、3、4日の3日間がほぼ売り切れているような状況です」と語る。

   さらに白良浜から車で約90分、テーマパーク「ポルトヨーロッパ」も人気だ。27年前にオープン、中世ヨーロッパの港街を再現している。コロナ対策のため、ドラマや映画で海外撮影が出来ず、このポルトヨーロッパをロケ地として選んでいるという。担当部長も「ドラマや映画の影響もあり、(コロナ前に)戻っているという感覚はあります」と話す。

   司会の加藤浩次「このゴールデンウイーク、みんな行っていますね。感染対策をしっかりしておれば、楽しんでいいんですよね」

(一ツ石)