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都内「開かずの踏切」の実態 長嶋一茂「(都市の計画性)予測が甘い」

   「こちらの動画をご覧ください」と司会の羽鳥慎一が示したのは、警報機と遮断機が作動した踏切の映像だ。開かずの踏切がまだ東京都内にあると、17日(2022年6月)の「モーニングショー」が取り上げた。調布市の京王線つつじヶ丘5号踏切は、定点カメラで検証すると、ピーク時は1時間に47分間、遮断機が降りていた。

  • 番組サイトより
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羽鳥慎一「全国的にむずかしい問題です」

   柴崎駅から500メートル、渡ろうとする人や車があふれるが、開いたら10秒後に閉まり始めることもある。「あ、電車が踏切上で止まってしまいました」(齋藤寿幸リポーター)ということも取材中にあった。こうした踏切がこのエリアに5カ所もあり、国交省は去年「改良すべき踏切」に指定したが、進んでいない。

   廣津留すみれ(バイオリニスト)「いっかい逃すと、いつ開くかわからない。早く改善してほしいけど簡単にはいかなのか」

   京王線でも、このエリアを挟んで、調布駅付近は地下化が完了し、千歳烏山駅側は2030年までに高架化を図るという。柴崎とつつじヶ丘間は未着手だ。

   長嶋一茂(スポーツキャスター)「都市の計画性が東京はよくないな。予測が甘いし、いったん決めたことは変えない」

   玉川徹(テレビ朝日)「高架化も地下化もおカネがかかるのに、これから人口が減る」

   羽鳥「全国的にむずかしい問題です。ただ、安全面を考えたら改善は必要です」

(あっちゃん)