能登の地震活動、当分続く可能性 武井壮が常備を勧めるモノ

   能登半島の石川県珠洲市を中心とする地震は、19日(2022年6月)の震度6弱に続き20日朝から午後にかけて震度5強、震度4の地震が続いた。「軍艦島」の崩落が進む現状や群発地震がいつまで続くのか、など、21日の「めざまし8」が伝えた。

   珠洲市では19日午後3時8分の震度6弱に続き。20日午前10時31分に震度5強、同午後2時50分には震度4の地震が続いた。気象庁によると、能登半島では、震度6弱の地震以降だけでも14回以上の地震(震度1以上)が続いた。一昨年12月以降の1年半だけでも160回以上におよぶ。東京大学地震研究所の笠原順三・名誉教授は「(昨日の地震は)余震というよりも、一連の群発地震と考えられる」。群発地震とすれば、今後も急に減少することなく、震度が強くなることもありうるとされる。

  • 気象庁サイトより
    気象庁サイトより
  • 気象庁サイトより

「流体」が地下深くに流れ込んだ可能性

   笠原氏によると、高温の水やガス・マグマなどの「流体」が地下深くに流れ込んだ可能性が考えられるが、石川・能登地方には火山がないため、流体は水の可能性が高い。国土地理院によると、最近1年半で珠洲市の観測点で「4センチの隆起」が見つかった。地下の浅いところにある岩盤に、流体が入り込んで、隆起につながったと見られる。笠原氏によると、今後も最大深度6から7の地震が起きる可能性があるという。

   昨夜、臨時会合を開いた政府の地震調査委員会の平田直・委員長は「実際に、そのメカニズムで地震が起きたかどうかは、現時点では分からないと。そういう段階です」。一連の地震活動は、少なくとも今後数カ月は続く、との見解を示した。

   夕焼けの景色や朝日を浴びた姿など人気が高く、能登のシンボルとされる「軍艦島」(見附島)では、続く地震で高さ28メートルの島の崩落がさらに進み、震度4後の夕方には、島に続く小石を重ねた歩道が「通行止め」となった。近くの住民は、「全体的には変わらないが、そばに行ったら、けっこう崩れてきていますね。生まれた時からなじみがあって、全国的にも人気のある島なので、地元の方もみなさん愛しています。地震が収まってくれれば。さみしいですね、心配です」。

   SPキャスターでタレントの武井壮さんは、「ぼくも、阪神淡路大震災で被災しましたが、地震の後一番困ったのが移動だった。ミニバイクなど、簡単に移動できる手段を持っていた方がいい。各部屋に靴を置いておくことをお勧めする。地震後には、部屋から移動できない場合が多い。ガラスが散らばったり。地震が起きた後の安全を確保するために」。

(栄)

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