里見女流四冠の「プロ棋士」挑戦 元女流棋士・竹俣紅アナの見立ては?

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   「注目の会見が行われました」ときょう7日(2022年7月)の「めざまし8」で、竹俣紅アナウンサーが切り出したのは、女性初のプロ棋士を目指す里見香奈女流四冠(30)の話題だ。

   将棋界には、女性だけが対象の「女流棋士」と、男女を問わない四段以上の「プロ棋士」の2つの資格がある。これまでにプロ棋士となった女性はおらず、里見女流四冠が女性として初めて、プロ棋士への編入試験に挑むことになった。

  • 里見女流四冠の挑戦に注目が集まっている
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「出雲のイナズマ」と

   里見女流四冠は鋭い攻めが持ち味で、子どものころから「出雲のイナズマ」と称されていた。27歳の時に史上初の六冠を達成し、過去には、藤井聡太五冠と対戦したこともある。現在は、女流王座など4つのタイトルを持っている。

   きのう6日、記者会見が行われ、里見女流四冠は「試験までにできる限りのことをして、全力で挑みたい」と意気込みを語った。また、「これだけ多くの方に注目していただけることは大変嬉しいと同時に、こういうことが珍しくない社会になればいいなと思います」と語った。

   来月以降、若手のプロ棋士5人と対戦し、3勝できれば女性初のプロ棋士となる。

   竹俣アナは自身も元女流棋士。里見女流四冠のすごさについて「この試験を受けるには、公式戦でプロにたくさん勝つこと必要です。それを満たすだけですごいことで、合格する実力は十分あると思います」と断言。さらに「プロ棋士になったあと、女流棋士との兼業が可能かなど、制度上の問題が浮き彫りになってくると思うので、サポート体制もつくってほしい」と話していた。

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(キャンディ)

(2022年8月19日追記)本文の一部を修正しました。

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