コロナ感染者増と対策意識の現状 玉川徹「状況は痛しかゆし」

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   第7波に入ったか――新型コロナウイルスの感染者急拡大を心配する声が全国の専門家や知事などからあがってきた。きのう7日(2022年7月)の東京都新規感染者は8529人と、前週の同じ曜日より4908人増え、20週連続して同曜日を上回った。「このペースでいけば、1カ月後には東京の感染者が5万5000人という専門家の試算も出ています」と司会の羽鳥慎一が8日のモーニングショーで伝えた。

  • 感染者の増加傾向が続いている
    感染者の増加傾向が続いている
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行動制限の可能性は?

   きょう午前0時すぎの渋谷スクランブル交差点付近。「うぉー」の声が上がり、若い酔い客が路上まであふれていた。「すごい大声で盛り上がっています。あ、あちらのグループもマスクをしていません」と松田朋子リポーター。大勢が集まり、路上飲酒禁止の場所でも騒ぎ、歌いだす人や数人がすわり込んで飲み続ける姿もあった。

   一方、きのう江の島海水浴場にある海の家責任者は「意識はだいぶ緩んでしまったかと思いますよ。アルコールするの?の声もけっこう多い」と話した。消毒用アルコールを備えつけておいても、いっこうに減らないそうだ。

   行動制限の可能性について、政府は「現時点では考えておりません」(木原誠二官房副長官)という。長いコロナ規制・自粛生活からいったん緩んだ気持ちには政府も手を出しかねている。

   羽鳥「皆さんの考え方が変わってきている。重症者は増えていないが、感染者数が増えたという不安はあります」

   玉川徹(テレビ朝日)「重症化率が低いといっても、一定割合の重症者が出るのは明らかだ。このままだと冬のピークを超すのはまんざらありえないことではない。(感染防止に)なかなか協力してもらえない状況は痛しかゆしだ」

   東京都の場合、30代以下が新規感染者の62.8%を占めるという。

(あっちゃん)

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