今年(2022年)は3年ぶりに行動制限のないお盆休みとなりました。一方でコロナ感染は拡大し治まる気配がありません。さらに気温35度を超える猛暑日が各地で続いています。今週(2022年8月8日~)のワイドショーは、今年の夏休みならではの、気になる話題を取り上げていました。
(J-CAST)ワイドショー通信簿の「夏休みの子供に腰痛・目の疲れ... コロナ・猛暑との関係」(8日、日テレ系「スッキリ」)はその一つです。せっかくの夏休みなのに、コロナと猛暑のダブルパンチで屋外に出られず、不調を訴える子どもたちが多くなっているようです。
腰痛訴える中学生も
番組が中学生に聞くと、家にいるのが多いのでたまに外出すると腰が痛くなるという生徒や、家で宿題とゲームの繰り返しなので目が疲れてショボショボするなど、まるで中高年のように不調を訴える生徒がいたようです。
親が極端に外出を控えさせると、子どもにストレスが溜まり不調の原因にもなるそうです。起床・就寝時間を決めること、日中も30分から1時間は体を動かすことが重要だとあります。
また、「帰省先で発熱、次々感染のケースも 宇賀神メグが紹介した『用意しておくとよい』もの」(8日、TBS系「THE TIME,」)は、里帰りして感染し、実家の家族みんなにうつってしまったという女性の話を紹介しています。
神奈川から兵庫に帰省したところ、次男が発熱。続いて、いとこや長女、母親、祖母知人ら8人が「バタバタと高熱を出した」とあります。本人も高熱が出て、発熱外来を探し何十回も電話したもののつながらなかったそうです。住んでいる自治体ではないので、「検査キット」の配布もなく、1週間の帰省のつもりが2週間たっても実家で療養中だそうです。
宇賀神メグ・アナウンサーは「紹介した例がレアケースではないと思います」といい、帰省先で感染した場合に備え、常用薬や人数分の食料品、できれば抗原検査キットを用意することが必要だと感染症専門医のアドバイスを紹介していました。また帰省先の自治体の事情も調べておくことも推奨しています。
お盆休みをずらし、これから帰省や旅行をする人も多いでしょう。親しい人たちだと密になりがちです。感染を防ぐため、マスクはもちろん、屋内では換気に十分注意することも重要のようです。
(コムギ)