円安で「中国へ転売」加速 「いびつな状況」とは (THE TIME,)

   円安が止まらない。きのう夜に一時1ドル=144円979をつけ「145円にせまりました」と8日(2022年9月)のTHE TIME,で江藤愛アナウンサーが取り上げた。今年1月には115円台だったのだから、30円近い円安だ。1998年以来24年ぶりの水準という。

  • 円安の影響は?
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江藤愛アナ「関心度ランキングでも日に日に高い順位に」

   アメリカの金利引き上げが続くとの思惑が広がる一方、金融緩和政策を変えない日本との金利格差を見込んで、円を売りドルを買う動きが勢いづいている。

   江藤アナウンサー「この話題がTHE TIME,ニュース関心度ランキングでも日に日に高い順位になってきています」

   ゲーム機やスマホの価格にも異変が起きている。

   プレイステーション5の希望小売価格は、日本国内が5万4978円(税込)なのに対し、米国では499ドル、今の為替レートなら約7万2000円する。ならばと、日本で購入して海外へ転売する動きが進む。中古品買取りのウエブサイトでは3万円高く買取られる品物も登場したそうだ。

   iPhone13についても、ネット通販サイトの調べでは、未使用中古品が新品価格より一時4万円近く上回った。日本で買い取って他国、とくに中国で売る転売ビジネスのターゲットにされたらしい。「転売業者が利益を得るいびつな状況が見え隠れしています」とTHE TIME,のナレーションは締めくくった。

(あっちゃん)

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