黒島結菜が明かした 房子役・原田美枝子の「意外」なエピソード

   俳優の原田美枝子さんが9月30日（2022年）の「あさイチ」（NHK総合）にゲスト出演。直前に最終回を迎えた連続テレビ小説「ちむどんどん」ではヒロイン暢子（黒島結菜）が働くレストランのオーナー・房子を演じた。

   鈴木奈穂子アナが「いかがでした？最終回見てみて」と質問すると、原田さんは少し考えた後、笑いながら「そうねぇ...なんて言っていいか分からない」。博多大吉キャスターは「さっき一緒に見ながら、『私は生きているのかしら？』なんて言っていたので、『きっと生きてますよ。三郎さんは分からないけど』って」と、最終回放送中のスタジオでのやりとりを明かした。

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  原田美枝子さん（写真：アフロ）

博多大吉「ただ、原田さんだって...」

   黒島さんはVTRで登場。原田さんについて「すごくチャーミングな方で、安心感もあるし、美枝子さんがいるだけで大丈夫だなっていう心強い存在でした。意外だったのが美枝子さんが『あそこのハンバーガー美味しいよね』っておっしゃていて。美枝子さん、ハンバーガー召し上がるんだ！って。きゃしゃで小柄な方なので」など話した。

   つらい時期には原田さんの言葉に励まされ、芝居についても教えられたという黒島さん。暢子が房子に別れを伝えたシーンについては「本当に美枝子さんへの感謝の気持ちがあふれてきて、あれはもうお芝居ではなかったような気がする」と話した。

   大吉「黒島さんもものすごい重責を背負って、本当に毎日大変だったと思いますけど、原田さんに支えていただいた...っていう感謝があふれていましたね。ただ、原田さんだってハンバーガーくらい食べますよね」

   華丸「なんなんでしょうね、あれ。ジャンボハンバーガーかなんかだったんですか？」 原田さん「（笑）たまたま同じお店を知っていたんですよ」

   ドラマの中で様々な名セリフを口にした原田さん。番組はそのうちのいくつかをピックアップしてボードで紹介した。

   「仕事も結婚も掴みたくても掴めなかった人たちの分まであなたは全部掴みなさい」、「過去とは縁を切れません。過去も未来も含めて私の人生」、「どうか足もとを深く掘り、見つめて、泉を掘り当ててください」。

   大吉「日めくりカレンダーでも出しましょうかね」

   原田さん「いいですね（爆笑）」

「この年齢になって初めて『色々なこと言える！』って思いましたね。こういうちょっとしたセリフでも、本音で言えるな、と。伝えたい気持ちとか伝えたい励ましの言葉とかあるんですよね、やっぱり。若い人を見ていて、『こんないっぱいいっぱいになって、かわいそうだな』とか、『私もそうだったな』とか。でも、『いいよ！』って言ってくれる人がいたらちょっと楽になる時もあるじゃないですか。そういう立場の役ができてよかった」（原田さん）

（ピノコ）